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2月26日、プラスチック製品の利用削減を進める中国政府主導の環境対策のあおりを受け、同国最大のレジ袋メーカーが閉鎖に追い込まれた。写真は1月、湖北省にあるごみ捨て場で撮影(2008年 ロイター)

中国最大のレジ袋メーカーが閉鎖、政府環境対策のあおりで

[北京 26日 ロイター] プラスチック製品の利用削減を進める中国政府主導の環境対策のあおりを受け、同国最大のレジ袋メーカーが閉鎖に追い込まれた。新華社が26日報じた。

 中国は1月、レジ袋の規制を突如発表。6月1日から、極薄の袋の生産と、スーパーや店舗での袋の無料提供を禁じた。

 これを受けて、従業員数2万人のSuiping Huaqiang Plasticは1月中旬、生産を停止。従業員の1人はロイターに対し「工場は正式に閉鎖された。清算の手続きに入っており、ほとんど人はいない状態だ」と語った。

 同社のビニール袋の生産規模は年間25万トンで、総額22億元(約327億円)。政府の規制は同社にとって厳しすぎる結果となった。

 中国貿易報のウェブサイト(http://www.chinatradenews.com.cn)によると、中国で使われるビニール袋は1日当たり最高30億枚、包装用プラスチック製品を生産するために精製する原油量は年間500万トン(3700万バレル)となっている。

 (08/02/27 16:39)  





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