印刷版   

中共がチベット人に対する発砲を許可、増員兵がチベットに大挙

 【大紀元日本3月22日】中国共産党は21日初めて抗議行動を行うチベット人に対する発砲を認めたという。また、これと同時にほかの報道では、中共は軍力強化のためチベットへの兵士を増員し、ラサ市街地には数千人もの軍人が配備されていると伝えている。

 報道によると、16日に四川省で起きたガバ抗議事件では、警察が「自衛」のため4人のチベットに対し発砲した。これは中国が初めて人の命を奪うことができる武器を使用し動乱を制圧することを認めた事件であると新華社は伝えているが、チベット人団体は同事件で中共部隊は少なくとも8人殺害していると表示。これと同時に、目撃者、チベット人団体及びメディアからの情報によれば、ラサ市には軍人の長い隊列が見られ、多くの軍隊がチベットに隣接する各省に進駐しているという。

 ドイツ誌の記者は21日朝ラサ市から、「我々は多くの軍用車両が部隊を運んで来たのを見た」「ある軍用車両の列は2kmに達し、約200台のトラックが連なり各車30人の軍人が乗り込んでいる。だから一つの隊列でおよそ6000人の軍人がいるだろう」と伝えている。彼はラサ市から最後に締め出された外国人記者たちの中の一人である。

 また、英国の放送局記者が、400台余りの軍用トラックが険しい山岳地帯を通り過ぎ、チベットへと向かうのを見たと伝えている。中国による外国人記者の現地での取材制限があるため、この記者の所在地点は明かされていない。

 また同記者は、「この2日間でさらに多くの部隊がチベットとの国境に向かっているが、これは今までで最大規模の動員だ」と話している。

 四川省のある外国人記者も法新社に対し、チベットに隣接する四川省のチベット人が多く居住する地区数ヶ所にも大軍が動員されたと伝えているとのこと。

 
(翻訳・坂本)


 (08/03/22 05:52)  





■関連文章
  • 四川省ガパ県、虐殺されたチベット人=真実を語る遺体写真(08/03/22)
  • 中国:新疆・チベット間、M7.3の強い地震(08/03/21)
  • 草莽全国地方議員の会、チベット弾圧に抗議する六本木デモ(08/03/21)
  • チベット事件の本質:暴動ではなく、暴政への抵抗(08/03/21)
  • 中国当局、チベット地区を軍事制御(08/03/21)
  • チベット虐殺、それでも北京五輪せい火リレー実行か(08/03/20)
  • チベット抗議活動が北京に飛び火、中央民族大学で抗議集会(08/03/20)
  • 「暴動」ではない!(08/03/19)
  • チベット弾圧:武力弾圧は一切ない、中国当局が記者会見(08/03/19)
  • チベット武力弾圧:各国メディア、北京政府を非難(08/03/19)
  • 在外の中国民主活動家、連名公開状でチベット武力弾圧を非難(08/03/19)
  • チベット弾圧映像を封鎖 中国大陸ではYouTubeにアクセスできず(08/03/19)
  • 中国当局、報道関係者をチベットから強制追放=香港記者協会が非難(08/03/19)
  • チベット弾圧:北京の中央民族大学でも抗議活動(08/03/18)
  • オリンピック直前のチベット銃声、ホワイトハウス懐柔策の失敗(08/03/18)