THE EPOCH TIMES

【草木染めの植物】羊蹄(ギシギシ)

2008年06月08日 01時27分
 【大紀元日本6月8日】原野や道ばたの湿地に多い、たで科の多年草。根は大きく黄色で、染料・薬用に用います。根生葉は群生して、茎の上部にたくさんの淡緑色の花穂をつけます。スイバより大型で、茎も赤くならず、ヒゲ根が多くあるので区別がつきます。

 【薬用効果】 晩秋に太い根を掘り出し水洗いして乾燥させたものを羊蹄根といい、止血剤や緩下剤として用いられます。一日量9~15gを煎じて服用、あるいは外用します。民間では生の根を砕き、絞り汁が皮膚病全般に使われ、脱毛症にも効果があるとされています。

 【食用】 スイバ、イタドリのように酸味があり、あく抜きしてから調理します。おひたし、酢味噌和え、てんぷら等にして食べられますが、多食しないでください。

 【染色法】 生根と乾燥根では色相が違います。茎葉も使用できます。細かくきざんで煮出したものを染液とし、煮染します。生根・茎葉の場合は銅媒染で渋茶色、錫媒染で赤茶色、乾根の場合はアルミや錫媒染で黄色、銅媒染で赤茶色に染まります。

羊蹄(ギシギシ)の花穂(撮影=大紀元、2008/05/11)

(文・ハナビシソウ)

関連キーワード
^