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2008年6月22日、外国人ジャーナリストらがチベット・ラサのセラ寺を訪ねると、それをじっと見つめる信者(Photo by Guang Niu/Getty Images)

米国議会、北京五輪前の宗教弾圧報告会

 【大紀元日本6月26日】米国議会の国際宗教自由委員会がこのほど略式報告会を開き、北京五輪の開催による中国国内の宗教団体への影響を説明した。

 同委員会の委員長、共和党の下院議員フランクス氏は報告会で発言、過去6週間、警察当局は北京市の家庭教会(キリスト教)を踏み込み捜査を続けていると説明、オリンピックを前に、中国当局は法輪功、チベット、キリスト教、ウィグル族などの団体への弾圧を強化している、と指摘した。

 フランクス委員長が実例として、聖書を印刷したとして、3年間の禁固刑を科せられた蔡卓華・牧師の実例を挙げた。それによると、同牧師は獄中で毎日10時間から12時間働き、北京五輪で使用するサッカーボールを作っている。

 同委員長は米国VOAの取材で、「私は非常に悲しい。中国当局が人権と信教の自由を尊重すると承諾したにもかかわらず、いまだにそれを履行していない。現在、彼らは有言実行に変わらなければならない時期が来た」と述べた。

 ブッシュ大統領が北京五輪の式典に参加することについて、同委員会の委員ニーナ・シェル氏は、大統領は中国の指導者と会う際に、米国の信教の自由を尊重する姿勢をはっきり伝えなければならないなどと述べた。

 かつて、中国外交部は、米国国際宗教自由委員会が宗教問題を利用して他国の内政を干渉していると非難したことがある。

 同委員会は米国の法律に基づいて結成された。そのメンバーは米国大統領、国務省などからで、議会に関連の責任を持つという。

(翻訳・編集/叶子)


 (08/06/26 06:54)  





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