【大紀元日本11月19日】ポータルサイト・ヤフー創設者兼CEOの楊致遠氏は11月17日、新CEOが決定次第、退任することを発表した。ヤフーは今年初めにマイクロソフトの買収オファーを拒否してから、株価の下落が止まらなかった。同日終値は10・63米ドル(約1000円)で、マクロソフトが当時提出した価格33米ドル(約3200円)の3分の1にも満たず、オファーした直後の2月1日の終値28・38米ドル(約2750円)より63%も低い。
ヤフーは、次のCEO候補を見つけるために、すでにヘッド・ハンティング会社ヘイドリック社および国際ストラグル社に依頼したと示した。情報筋によると、数週間前にヤフー株主会で楊致遠氏の退任について討論し、ヤフーの大株主も過去数か月間、現在のCEOの交代を促し続けたという。
楊氏はこれまで自身がヤフーの劣勢を挽回する最適任者だと思ったことから、退陣を拒んだ。しかしこのころ、楊氏が会社の独立性を保つために費やした努力の見返りは挫折の連続だった。ヤフーの競合検索エンジン・グーグルは米政府の独禁法を懸念しながらも、ヤフーがマイクロソフトに買収されないように、ヤフーに対してオンライン広告検索の協力提案を取消した。一方、ヤフーはタイムズ・ワーナーが米国に所有するAOL合併についても進展ゼロだった。さらに、株価の下落によって、ヤフー投資者の支持も失っている。
今のところ、楊氏の交代者は誰になるかは不明だが、新しいCEOはヤフーをマイクロソフトに転売する可能性はなくもない。実際、米ヤフー株を大量取得した米国の資産家、カール・アイカーン氏は、ヤフーがマイクロソフトに買収されることを望んでいる。これに対して、マイクロソフトは今でもヤフーの買収に興味を示すか、また、ヤフーの株主会その他のメンバーの態度はどうなるかは未知数である。
楊氏は、これまでと同様にベストを尽くすとした。ヤフーがCEO交代を明らかにしたが、マイクロソフト側からは買収の件についてのコメントはない。
(記者・李天宇、翻訳編集・余靜)
(08/11/19 06:03)
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