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少女にわいせつ行為をした男=レストランの監視カメラに収められた現場の画像

中国ネット流行語「確かに私がやった、それがどうした?」=少女わいせつの上層幹部

 【大紀元日本11月4日】2008年の中国ネット流行語は、7月の「腕立て伏せ」に続き、またも新語が増えた。11月に入ってから、中国の多くの人気掲示板サイトでは、「我就是幹了,怎么样?」(ウォ ジュウ シ ガンラ、ゼンマヤン)との一行文が広告のように目立つところで貼ってある。「確かに私がやった、それがどうした?」との挑発的なニュアンスのこの言葉は、10月末に深せん市で発生した、少女猥褻のある上層幹部が、自分の行為を認めながら少女の親を恫喝した事件により、一晩中中国のネット上で広まった。

「私は中央の幹部だ」

 レストランのホールで、トイレを行く途中の小六の少女陳ちゃんが、後ろから就いている50歳の男性に、「トイレはどこ?」と聞かれた。陳ちゃんは親切に男性をトイレまで案内したが、突然男性に首を絞められ男性トイレの中へ引っ張られた。猥褻行為をされる寸前、陳ちゃんは必死に抵抗して男性から逃げ出して、泣きながら両親のところへ戻った。

 それは10月29日、深せん市のあるレストランでのある出来こと。

 激怒した陳ちゃんの両親は、男性が座った席に行き、そこにいた女性に男性の所在を聞いた。女性は「知らない」と返事し、レストランから出ようとしたが、従業員に止められた。しばらく男性がトイレから出て席に戻ってきた。陳ちゃんの両親が問い詰めたところ、男性は、「俺を誰だと思っているのだ。中央の交通部の幹部だ!深せん市の市長と同じランクだ!子どもの首を絞めたって、それがどうした? 私と張り合うなんて、やってみるがいい。君たちは何者でもないだろう」と叫び、陳ちゃんのお父さんを指し押し、恫喝した。

「確かに私がやった、それがどうした?」

 さらに、周りの客と従業員の怒りを招いた男性は開き直って、「確かに私がやった、それがどうした?値段を出して、私はお金払うから」と挑発した。

 事件は、陳ちゃんの父親の通報で警察が到着後、当事者双方が連行されたが、同日夜の地元ニュースで報道され、監視カメラで撮られた事件当時の様子も放送された。

 (Youmakerビデオ)

http://www.youmaker.com/

 同事件は、ネット上でも大話題となり、政府官僚の腐敗を今まで我慢してきたが、子どもの命まで無視する政府幹部を「殺してやる」との発言が溢れている。「我就是幹了,怎么样?」(確かに私がやった、それがどうした?)という表現も、共産党幹部を殺してやるなど当局を挑発する言い回しとして使われ始めた。

 少女猥褻の男性は、中央機関の共産党書記

 怒りのネットユーザーらはネット上で情報検索力を発揮して、この男性の身元を究明した。確かに本人が威張ったとおり、中央交通部管轄下の深せん海事局共産党組織の書記である林嘉祥というもの。同時に一緒にいた女性は、林書記の不倫相手で、
国営企業「文明単位」の社名が入った賞状を持つ深せん海事局の党書記林嘉祥、少女猥褻行為について、「確かに私がやった、それがどうした?」と少女の両親を挑発した
同海事局の公務員であるという。

 中国大陸メディアの報道によると、中央交通部海事局はすでに同事件を認めており、同書記を停職処分した。しかし、トイレで猥褻する証拠がないため、刑事提訴が出来ないという。

 少女の両親によると、事件当日、公安当局で経緯を調査した後、レストランに戻り監視カメラに収められた当時のトイレの映像を調べるようとレストラン側に要請したが、映像は何らかの事情で消失したと回答された。

 2億人のインターネット利用者がいる共産中国では、情報統制が当局により行われている。掲示板の言論統制を突破するため、ネットの住人らが独特な言い回し、またはパロディなどの手法を駆使して公に語れないことを語り合い、当局批判するネット文化が急速に発達している。たとえば7月に大流行した「腕立て伏せ」の言葉は、6月末貴州省起きた少女レープ殺人事件について、「レイプではなく、腕立て伏せだった」という政府当局の発表に由来した。その言葉は、あることについて何らかの事情でコメントを控えるというニュアンスで使われている。

 
(報道・肖 シンリ)


(08/11/04 06:51)