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12月12日、マンハッタンのウクライナ研究院で開催された新唐人テレビ主催第1回「全世界華人人物写実油絵大会」と「全世界華人撮影大会」の優秀作品展(写真=戴兵/大紀元)

美と善の光は暗黒を破り 純真な芸術は心を震撼
「全世界華人人物写実油絵大会」と「全世界華人撮影大会」優秀作品展

 【大紀元日本1月6日】「素晴らしい作品だ。詳細なところ、特に伝統的な油絵、信じ難いものだ。他の博物館に展示されているものと同じように素晴らしい。」

 12月12日、米国マンハッタンで不動産屋を経営しているスティーヴ ボーデン(Steve Bodden)さんは、ウクライナ研究院(Ukrainian Institute of America)で偶然に新唐人の第1回「全世界華人人物写実油絵大会」と「全世界華人撮影大会」の優秀作品展を鑑賞した後、このように驚嘆の声を発した。

 「私はただ、その素晴らしさが衝撃的だという一言でしか表現できません。芸術家たちが微妙な細部にまで気を入れていることが分かります。リアルに感じることができます。」

 この感動は、展覧会を鑑賞したすべての人々に共通するものかも知れない。二日間にわたる展覧期間中、二つの大会の一部の審査委員と芸術家たちが展覧会場に現れ、観客と触れ合い、芸術作品の構想と創作過程、そして見所などについて語り合い、観客を喜ばせた。

マンハッタンで不動産屋を経営しているスティーヴ ボーデン(Steve Bodden)さん(写真=種涛/大紀元)

油絵の繊細な伝統技法


 多くの観客は二階にある油絵展示会場に上がる時、心に伝わってくる感動を抑えることができないようである。ここに展示されている数十点の写実油絵作品は、個性溢れる多様な人物像を表している。無邪気な子供、苦難の年代を経験した老人、静かな若い夫人、残酷な迫害に曝されている民衆……生きているような、一つひとつの人物像にはその人物の一生の物語が濃縮されているようである。彼らが置かれている歴史や文化的背景もその中から浮かび上がってくる。これらの作品の中には、それを創作した画家たち自身の物語、経歴と世界観も痕跡として残されている。作品の中に内包されているこれらすべては、きめ細かくてリアルな伝統技法を通して表現され、純芸術特有の吸引力と迫力を発散している。

 油絵大会の審査委員・張昆侖氏は次のように述べている。「美術は勿論、美しくて素晴らしいものを表現することができます。観客の心を昇華させ、社会を明るい方向へ導くこともできます。これは神様が人間に芸術を授けた本当の目的です。しかし現代芸術は、人類社会が道徳的に堕落するにつれて、その形式に変異が生じてしまいました。調子は暗くなり、あるものは直接悪の理念を標榜しています。これは観客に対しても、すべての社会に対しても、あるいは芸術家本人に対してもよくない作用を果たしています。このような時期に、良心的な芸術家たちが伝統的技法で創作活動を続けるのは、称賛すべきことです。この大会に参加すること自体が素晴らしいことです。」

12月12日、マンハッタンのウクライナ研究院(Ukrainian Institute of America)で開催された新唐人テレビ主催第1回「全世界華人人物写実油絵大会」と「全世界華人撮影大会」の優秀作品展(写真=戴兵/大紀元)

厳格な撮影構図


 更に3階に上がると、比較的小さいサイズの写真作品が、先ほどの視覚的衝撃とは対照的に、人々に一時の安らぎを与えてくれた。よく見ると、これら入選作品に共通する特別なところを感じ取ることができる。人文と社会、風景と自然を表現した作品にしても、人物肖像作品にしても、客観的な現実をリアルに反映することを重視しており、人為的な歪曲と矯正の痕跡はなかった。

 撮影大会の審査委員・伊羅遜氏によると、撮影大会は主に構図、採光、テーマと審査委員の経験的感覚、この4つの点から評価している。人工的な編成手法は禁じ、最終的には作品が新唐人大会の趣旨に相応しいかどうかも考慮に入れて評価している。

 伊羅遜氏によると、大会の撮影作品は厳格な構図を求めている。たとえば黄金分割線、十字構図、三角形、逆三角形、S形など。田園生活を表現している「春耕」は、線と光の変化によって「男耕女編」という人類の自然調和的な生活画面引き立たせている。

田園生活を表現している「春耕」は、線と光の変化によって「男耕女編」という人類の自然調和的な生活画面引き立たせている。(写真=李柏林)

社会的効果と教化作用


 「技術的要素以外に、審査委員たちが考慮に入れなければならないものがあります。社会に対する作品の役割です。人間に対する作品の意義です。優秀な芸術作品は人を教化する働きを持っています。そのため、善と美と光明を表現すべきです」と伊羅遜氏は述べている。

 クイーンズ区から来た張雲さんは、中国大陸にいる時から撮影と絵画芸術のマニアで、米国に来てからも時々芸術展に行くという。『大紀元時報』で展覧会に関するニュースを読んで観覧に来たという彼は、一枚一枚の作品の前で足を止め、注意深く眺め、惜しむように作品から目をそらしながら称賛している。「ここにある作品はすべて、レベル的に非常に高いです。これほど素晴らしい作品を見たことがありません。写真作品は現実の生活を反映しています。油絵の写実的芸術手法は非常に良いのです。あの絵の中にあるマレーシアの子供の目は生き生きしています。人に美しさを感じさせます。とても綺麗です。」

 中国大陸から来た張さんは、元中国語の先生で、今は定年退職している。彼女も『大紀元時報』で展覧会のニュースを読んで来たという。彼女は作品を一つずつ熱心に鑑賞するだけでなく、中国語と英語のタイトルを全部写していた。彼女は自分の見解を次のように述べている。自然と社会をリアルに反映した写真作品を見ると、たとえば『サンフランシスコの日の出』は、人々に「とても心地よい」感覚を与えてくれる。そして老人が空を眺めているあの写真は人々に感動を与えてくれる。これらの油絵と写真作品はすべて、中国の伝統的価値観を現している。たとえば、父親の足を洗ってあげているあの油絵は、とても良い伝統教育である。

「全世界華人撮影大会」の優秀作品展を鑑賞している観客(写真=戴兵/大紀元)

現実の反映と内在の美


 入選作品は、構図と構想、技巧と内包を考慮に入れて、総合的に判断した結果である、と張昆侖氏は言っている。大会は、技法の伝承と基礎的訓練を重視している。銀賞作品「新装」は、きめ細かい技法を運用し、レベル的に非常に高い。しかし内容的に少し欠けている部分がある。金賞作品「受難中の中原」は、十字形の構図を採用している。中国大陸で広範に行われている残酷な迫害の実態を一枚の絵で表現するには難度がある。このような構図は構想と相まって、人々に限りない感動を与えてくれる。

 
「全世界華人人物写実油絵大会」の審査委員・張昆侖氏は、「銀賞作品『新装』は、きめ細かい技法を運用し、レベル的に非常に高い」と述べている。(写真=文忠/大紀元)

カナダから来た視覚芸術家のキャシー・ギリス(Kathy Gillis)さんは、入選作品はすべて、それぞれの特徴を持っていると述べている。「予想外です。『良宵』は、二胡の弦の音を耳にするような感じがします。『福光』のテーブルの上に置かれてある仏像は私に希望を与えてくれるのです。社会の現実を反映した幾つかの作品は、作者が熟慮した末に創作されたに違いません。法輪功の修練者たちが中国で受けている迫害を反映した作品がそうです。これは芸術家の責任です。」

 鑑賞に来たフラッシング・コミュニティの指導者マーサ (Martha Flores-Vazquez)さんは次のように言っている。「私は、この大会の活動が文化を保存するために行われていることが分かりました。人々のために、彼らにあるべき自由の扉を開いてくれました。文化芸術の極致を見せてくれるこのような展覧会には価値があり、有効的です。素晴らしい芸術作品を鑑賞する良いチャンスをここで得られたことを光栄に思います。」

 (09/01/06 20:02)  





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