【大紀元日本4月22日】中国広東省の2人の高層幹部がこのほど、汚職問題により最高指導部の中央紀律委員会に身柄を拘束され、取り調べを受けていることが判明した。国内の政治学者は、汚職問題は表面的な理由で、権力闘争で失脚したのでは、と指摘している。
身柄を拘束されたのは、広東省政治協会・陳紹基主席(63歳) と広東省共産党委員会の副書記、紀律委員会・王華元書記(60歳)の2人である。
香港メディアによると、両者は同時に連行された。王華元書記は北京に移送され、陳紹基主席は地元の広州市で取り調べを受けている。
陳紹基主席は中山大学中文専攻を卒業、90年代から広東省公安庁の庁長、省の政治法律委員会の書記、共産党委員会の副書記、省政治協会の主席などの要職を歴任してきた。広東省30年間において拘束されたもっとも大物の高層幹部であるという。
王華元は安徽省生まれで、空軍の出身。拘束時は広東省共産党委員会の副書記兼、紀律委員会の書記だった。かつては、愛人問題や企業からの巨額収賄などのうわさが絶えなかった。
両者は中央公安部の周永康・部長の側近だった。特に陳紹基主席は周永康・部長の抜擢で、部長補佐まで務め、未来の周・部長の後任と期待されていた。
今回の身柄拘束の理由について、外部には、巨額な収賄容疑が伝えられている。
広東省深セン市在住の政治学者は15日、香港メディアの取材に対し、体制内部の権力闘争により失脚したのではないかと指摘、「(権力闘争により)所属の派閥の尻尾として切られたのか、政治的な過ちを犯したのかであろう。巨額収賄のような経済問題は、(中国では)大きなものではない、大きくすることもできれば小さくすることもできる」と話した。
(翻訳編集・叶子)
(09/04/22 07:25)
|