【大紀元日本5月18日】中国各地では依然として手足口病感染が拡大し続けており、4月には広東、海南の2省で合わせて4人の児童が死亡している。また広東省では累計ですでに一万人以上の感染が確認されているという。
ラジオ自由アジア(RFA)によると、広東省衛生庁は15日、今年4月の全省伝染病の疫病情報を公布した。その中で同省では過去1カ月で3例の手足口病による新たな死亡例が確認され、発病数は累計で1万5千近くとなったと伝えている。また今年1月から3月までの疫病状況公布時には同省内で、それぞれ惠州と潮州から来た児童3人の死亡を発表しており、今年に入り4月までに広東省では計6人の児童が同病で死亡していることになる。海南省でも4月の疫病状況報告で新たな死亡例が1例あったと伝えている。
北京でも手足口病の状況は深刻だ。15日、北京市衛生局は先週1週間内に同市だけで1千1例の同病例が報告されていると伝えた。北京は2009年に入ってから初めて1週間内の病例報告が千件を超えたという。
山東省の同疫病状況は一部落ち着きを見せているが、依然として楽観視できる状況ではない。山東省政府は、先週日曜までに全省で31例の手足口病患者の死亡を公布。この中で4月は死亡例が新たに4例増えている。
河南省では5月3日までに計34例の死亡例が確認され、発病者数は5万2千人以上を数える。この数字発表の11日前、同省政府が公布した死亡例は29例、発病者数は4万人強であった。これにより4月末から5月頭までの数日で5人の死亡例と1万人を超す発病者が増加したことになる。
手足口病の勢いや増加し続けている患者数に直面した、疫病が最も深刻な地区の一つ山東省の家族の話では、山東省で早期に閉鎖した多くの幼稚園は現在すでに再開され、中国政府職員及びメディアは現在主にH1N1ウイルスに焦点を当てており、手足口病の報道は減少しているとのこと。
自由アジア放送(RFA)記者は山東省荷澤市人民政府のウェブサイト上で早期には毎日通報されていた手足口病統計データがすでに目に付く場所で数字が公表されなくなっているという事を発見した。
さらに、衛生部が公表した手足口病による全国の死亡数は1カ月以上遡ったもので、当時衛生部スポークスマンは中国では今年4月10日までに計50人が手足口病で死亡していると伝えており、その後は政府側からの数字の更新はない。記者データによると、広東、海南、山東、河南、早期には上海、湖南、浙江でそれぞれ1人の死亡が確認されており、全国で現在少なくとも75人が手足口病により死亡していると考えられる。
(翻訳・坂本)
(09/05/18 21:41)
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