米海軍長官発言 「最新鋭ミサイル駆逐艦をアジア太平洋地域に」

2014/08/04
更新: 2014/08/04

【大紀元日本8月4日】米軍の準機関紙・星条旗新聞(Stars and Stripes)電子版の報道によると、メイバス米海軍長官は7月28日、最新鋭のズムウォルト級ミサイル駆逐艦(DDG-1000)及び沿海域戦闘艦(LCS, Littoral combat ship)をアジア太平洋地域に配備することを表明した。「潜在的な相手を威嚇するため」という。

今年秋ごろ進水予定の同駆逐艦3隻について、同長官は海軍内部で「一部はアジア太平洋地域に配備される」と発言した。

製造コストは33億ドルに達するというDDG-1000は世界最大級の駆逐艦であり、当初は30隻以上の大量配備と計画されていたが、建造コストの増大などのために3隻に削減されたともいわれている。防御面では高度なステルス性を有し、攻撃面では精密で強力な対地射撃能力を備えており、全長183メートル、排水量は1万4500トンに達する。

一方、中国軍事専門家は7月29日、中国政府系メディアに対して、ズムウォルト級ミサイル駆逐艦(DDG-1000)よりも、中国は米軍の空母とステルス戦闘機をもっと恐れている、と匿名で発言した。

(翻訳編集・叶子)
関連特集: