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縁(円)を大切にする「心」のアーティスト、林世宝さん(3)

 【大紀元日本10月10日】林さんの数多くある作品の中でも特に優れたものとして、すばらしい筆遣いの墨絵があります。去年、NYのクイーンズ大学(Queens College)の美術館に展示された巨大な墨絵の作品「天時」がその一つで、背景として展示されました。

 
クイーンズ大学美術館に展示された巨大な墨絵の作品「天時」(2008年)(写真・林さん提供)

林さんの墨絵の才能は、16歳の時にすでに台湾で認められています。プロを目指して水墨画を学び、23歳の時に来日して、名古屋芸術大学で日本画を専攻、在学中に日展に初出品で初入選し、日仏現代美術展では作品「原点」で最優秀賞を獲得するなど、墨絵だけですでに世界の大家として認められていたのですが、林さん自身が持っておられる性格の優しさと素朴さ故に、他の人たちに対する素振りからはそれを微塵も感じさせません。それが、多くの方たちが林さんの「集愛計画」に対しボランティアで参加し応援する理由なのです。有名人サポーターとして、兵藤ゆきさんなどがいらっしゃいます。

 林さんの最近の作品で大きな彫刻が、同じクイーンズ区のフラッシングの中心街にあるビルに設置されています。ロビーの内装も合わせて手がけました。

 
フラッシングの中心街にあるビルに設置された林さんの作品「天時・地利・人和」(写真・山崎)

正面ロビーを飾った墨絵のデザインと林さん「天時・地利・人和」(写真・山崎)

ロビーに飾られた林さんの作品(写真・山崎)

ロビーに飾られた林さんの作品(写真・山崎)

ロビーに飾られた作品と、同じ柄の墨絵デザインの絹のジャケット(写真・山崎)

林さんが言うには、林さんの作品の中にある□(四角)は理性を意味し、○(丸)は感性を表しているそうです。人間には、その両方が同時に必要でバランスが大切だそうです。理性ばかりで感性が無くてはいけないし、感情的に偏り過ぎても勿論だめだという意味があります。

 
ビルの展示場に置かれた牛の作品と掲示版(写真・山崎)

横から見た牛の作品(写真・山崎)

この美しい彩色を施した牛像作品「牛轉乾坤」は、09年の干支であり、勤勉さと献身を意味する幸運の象徴で、今年の経済の変革を意味しています。幸運と希望の色である紫を使い、牛の背には888個の古代の銅貨をちりばめ、積極的に経済の状況を変える夢と希望をデザインしたものだそうです。

 林さんの作品および集愛計画に興味がある方は、こちらをご覧ください。

(山崎=NY)


 (09/10/10 16:51)  





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