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高等裁判所前で記者の取材に応じる台湾法輪大法佛学会の張清渓理事長(大紀元)

元中国高官、台湾訪問中に刑事告訴される

 【大紀元日本12月18日】台湾訪問中の中共中央宣伝部前副部長・徐光春は15日、ジェノサイドの罪で台湾法輪大法佛学会に告訴された。訴状はすでに台湾高等裁判所に受理され、本人にも手渡されたという。

 現在河南省人大会常務委員会責任者である徐光春は、14日に河南省文化交流団を率いて台湾入りし、約1週間滞在する予定。

 台湾法輪大法佛学会の関係者は15日午後2時頃、台湾高等裁判所に徐光春氏を刑事告訴した。「法輪功学習者への弾圧に関与し、ジェノサイド罪を犯したこと」が罪状で、訴状は受理された。

 同佛学会の理事長・張清渓氏によると、中国元最高指導者・江沢民が1999年に発動した法輪功への弾圧に、徐光春は積極的に関与した。当時、全国のメディアを管轄する政府機構「国家広播電影電視総局」の局長に在任中、「天安門焼身自殺事件」などを捏造して全国のメディアで放送し続けた。それにより、法輪功学習者は皆精神異常者で犯罪者であると国民に印象付け、怨恨の感情を扇ぎ続け、弾圧を正当化する経緯があったという。

 同日午後5時頃、法輪功関係者が台北市内で徐光春に訴状を手渡した。法輪功を迫害したため刑事告訴されたとの説明を受けた徐光春は、顔色を変え、慌てて車に乗り込み現場から去ったという。

 訴状提出に同行した国際派人権弁護士で、「米国人権協会」アジア地区執行長の朱婉琪氏は、台湾の司法機関に対して、国際人権公約に基づいて本案件に適正に対応するよう呼びかけた。

法輪功(ファルンゴン)は、法輪大法とも呼ばれ、中国の伝統的な身心鍛錬法。気功鍛練によって健康を維持すると同時に、「真・善・忍」の原則を生活で実践して精神の向上を図る。1992年5月に創始者の李洪志氏によって伝えだされ、優れた健康維持効果で速やかに中国本土に広がった。1999年7月に中国当局に弾圧されるまで、愛好者は1億人に上ったと推定されている。法輪功の公式サイトでは、10年間に及ぶ弾圧によって少なくとも3300人が拷問などで死亡、数十万人が投獄されていると発表している。

(記者・呉チンシ、翻訳編集・叶子)


 (09/12/18 08:37)  





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