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40年ぶりの広範囲な結氷に見舞われた渤海と黄海(AFP/AFP/Getty Images)

渤海の氷結面積、45パーセントに=中国

 【大紀元日本1月25日】中国北部にある渤海と黄海北部は、広範囲にわたる結氷に見舞われ、漁業、港湾や油田生産が深刻な影響を受けている。22日までの情報によると、すでに渤海の45%は氷に覆われており、これによる損害は40年来最も深刻だという。

 山東省海洋漁業庁のデータによると、結氷による同省の漁業被害人口は、21日までで9・5万人。養殖池の被害面積は14万ヘクタール以上、20数万トンの水産品が損失を受けた。更には4千以上の養殖棚、500隻以上の漁船が被害を受け、経済損失額は22億元に達している。

 この他、遼寧省では遼寧湾最大の菊花島の周囲が完全に結氷し、3千200人の島民の生活に大きな影響が出ている。沿岸部への交通が絶たれた住民の中には、凍った海面を徒歩で渡る人も出ている。

 一方、北海区の主要な港湾でも多くの浮氷が確認されており、船舶の航行に大きな影響が出ている。現在、山東省の勝利油田のプラットホーム8か所のうち6か所が生産を停止し、遼寧湾付近の航路標識や灯台などの施設が海氷により損傷したと伝えられている。

 23日朝、砕氷船は渤海、黄海に向かって結氷状況の調査を行い、氷に閉じ込められた貨物船や漁船の救助を行った。今回のこの作業は900海里以上におよび、1週間以上かかるとみられている。

(翻訳編集・坂本)


 (10/01/25 07:18)  





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