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ネット検閲の厳しい中国。重慶市政府が管理する「情報分析システム」のウェブ写真が流出し、民主活動家などが常に監視されていることが確認された(維権ネットより)

ネット検閲システムの写真流出、当局のブラックリストも=重慶市

 【大紀元日本2月16日】中国のネット検閲は、世界でも悪名高い。「天安門事件」や「法輪功」「民主」などのキーワードを検索すると、何も表示されなくなり、それからしばらくはネットも繋がらなくなる。このような「敏感なワード」を何度も検索すると、IPアドレスから当局のリストに名前が登録されるという噂もあるほど。海外の「維権ネット」(中国語版)は11日、重慶市政府がネット検閲のために利用している情報分析システムの写真を公開し、画面に民主活動家などのブラックリストがあることを指摘した。

 報道によると、ネット上に公開されたのは重慶市人民政府新聞弁公室が所有する「インターネット情報収集分析システム」。画面の写真の左側に、「特殊人物」という項目があり、冉雲飛氏、盛大林氏、五岳散人(ペンネーム)を含む人権活動家たちの名前や、「氾藍連盟」「中華民国緑党」などの民主組織の名前があった。名前の右側には「常に監視」のボタンがあり、また一部の人や団体の名前の後ろには「特別重要」のマークがつけられている。

 重慶市のアナリスト、李運生氏は「もしこの写真のようなシステムが本当に存在するなら、重慶市だけではなく全国で使われているはず」とコメントしている。

(翻訳編集・楊J)


 (10/02/16 09:21)  





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