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汚染されて茶色く変色した川(iLoveMountains.org/ Creative Commons)

化学汚染物質は動脈硬化に影響=スウェーデン研究

 【大紀元日本10月27日】化学汚染物が放置された環境にいると動脈硬化に影響を及ぼすことが、スウェーデン・ウプサラ大学の研究により明らかになった。米政府の環境専門誌Environmental Health Perspectivesに掲載された。

 長期間ダイオキシンやポリ塩化ビフェニル、殺虫剤などに接触していると、脂肪組織や血管壁にこれらの環境毒物が蓄積することは以前から考えられていた。これらの汚染物と動脈硬化の関係について、初めて調査が行われた。

 スウェーデン中部の都市ウプサラの住民1000人を対象に、汚染物の体内蓄積量を測定し、エコーを使用して動脈の硬化状態を調べた。その結果、血中に含まれる汚染物が多い人ほど動脈が硬化ておりし、血管壁に脂肪が蓄積した形跡が確認されたという。動脈硬化の進行は心臓病や脳卒中を引き起こす原因となる。

 ウプサラ大学医学部のラース・リンド(Lars Lind)教授は、持続的な環境有機毒物と動脈硬化には関連性があり、環境毒物を原因とする血管の疾病により、死に至る可能性もあると指摘している。

 (翻訳編集・市村)


 (11/10/27 07:00)  





■キーワード
ダイオキシン  ポリ塩化ビフェニル  環境毒物  動脈硬化  


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