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台湾に移築されたペーパードーム (大紀元)

【台湾通信】日本からの贈り物 ペーパードーム

 【大紀元日本12月14日】台湾中心部の南投県・埔里鎮桃米里にある一棟に、ユニークな紙の建物があります。それは、日本阪神大震災(1995年)と台湾921大震災(1999年)という2つの地震のつながりで、2008年に日本から台湾へと海を渡ったペーパードームです。

 阪神大震災が直撃した神戸市長田区野田では、多くの家屋が倒壊、焼失し、その地にあった鷹取カトリック教会も焦土化しました。地元の人々の奔走でペーパードーム(紙の教会)の建設が始まり、その後はこのドームがNGO団体の活動拠点となったのです。ここで行われた活動には、様々な宗教を信仰している人々が参与し、国籍、宗教、男女を問わず、震災後の復興だけでなく、民族間の交流の場としての役割も果たしました。

 2005年、阪神大震災から10周年を記念する活動を機に、台湾訪日団が神戸を訪問しました。鷹取のペーパドームが現地での役割を終え、取り壊れされるということ知った訪日団は、日本と台湾の交流の拠点としてペーパードームを台湾へ移築することを提案しました。

 2008年、ペーパドームは埔里鎮桃米里へ無事に移築されました。海外で新たな生命が吹き込まれたペーバードームは、台湾921大震災で大きな被害を受けた台湾中部の地域再建と人々の交流の場として、引き続き重要な役割を担うようになりました。現在では、地元のボランティア活動や地域のネットワークづくりの拠点となっているだけでなく、埔里の観光スポットにもなっています。

ドーム内の様子 (大紀元)

ドーム外に設置されている鐘座 (大紀元)

(台北・蘇燕)

 (11/12/14 07:00)  





■キーワード
  ドーム  カトリック教  交流  


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