中国四川省で「仙女蝦」発見 2億年前から生存か

2014年07月07日 14時35分
【大紀元日本7月7日】中国四川省成都市の市民がこのほど、エビに似た背泳ぎする謎の水生生物を発見した。専門家が調べた結果、その学名は「枝額虫」でエビ類ではなく、恐竜と同時代で、2億年以上前から生存しているとされる甲殻類水生生物である。 

 成都市の地元紙の報道によると、市民が2日、田んぼの水溜りで枝額虫がたくさん泳いでいるところを発見した。優雅で可愛いらしい姿をしていることから、「仙女蝦」という名を付けられているという。

 その体長は約5センチで、くりっとした黒々の両目は頭部の両側に生え、胴体は淡い黄色で、尻尾はVの字の形で赤色。仰向けになっている腹部には10数対のひげが生えている。

 成都市華希昆虫博物館の館長は中国国内メディアの取材に対して、こう説明した。

 枝額虫の命は非常に短いため、発見されるのは珍しいことだが、その沙のような大きさの卵の生命力はとても強い。寒冷や高温、干ばつなどの悪天候のときは長年にわたり休眠状態に突入し、水中に戻るとすぐに生き返る。また、卵には非常に堅い殻があり、その胚性幹細胞には熱を遮断する保護層があるため、沸騰したお湯で茹でても死ぬことなくふ化できる。

 一説では、その命はわずか数カ月間しかない。インドとタイでは、枝額虫に関する文献の記述があったという。

(翻訳編集・叶子)

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