迫害証言

法輪功迫害は「硝煙のない戦争」=米公聴会証言(1)

2016/04/20 05:34

 米国議会の公聴会で、中国で迫害を受ける法輪功の学習者が、強制収容施設での拷問や性的暴行について証言した。そのなかで、馬三家教養院の所長が、法輪功迫害は「硝煙のない戦争」と形容していたことを明かした。これは、莫大な国費を投じて法輪功の弾圧を徹底していたことを示唆する。

 米国議会と行政府による「中国問題に関する連邦議会・行政府委員会(CECC)」は4月14日、連邦議会議事堂で「広範囲に及ぶ中国の拷問」に関する公聴会を開いた。遼寧省から米国に亡命した法輪功学習者の尹麗萍(イン・リーピン)さんは、中国の強制収容施設で行われている拷問や性的迫害について生々しく証言した。

 馬三家の所長 法輪功の迫害は「硝煙のない戦争」

 インさんは中国在住中に7回逮捕され、6回は暴行を受け瀕死の状態で家に戻された。また3回にわたって強制「労教」をさせられ、9カ月間の奴隷労働を強いられたこともある。

 2000年9月、遼寧省馬三家教養院の蘇静所長が言い放った言葉に、インさんは戦慄した。「これは硝煙のない戦争だ。国が法輪功(撲滅)のために使用する経費は、戦争に匹敵する」。所長は、迫害は(共産党)上層部からの命令で、すべての法輪功学習者に法輪功の教えを放棄させるように、と強調したという。

 インさんは公聴会で拷問や虐待の様子を撮影した写真を公開し、彼女自身が目撃した数々の拷問現場や、知人や友人が迫害で苦しみながら死に至るまでの様子を、涙を流しながら詳細に語った。

 「生きて帰ることができたら、この非人道的な所業を世界中に知らしめると、仲間が約束した。もう語ることもできない彼女たちの代わりに、私は証言台に立っている」とインさんは述べた。

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