THE EPOCH TIMES

元外交官に聞く中国共産党によるオーストラリアへの浸透工作(1)

2017年06月26日 20時18分

 オーストラリア(以下、豪州)メディアのフェアファクス・メディアとオーストラリア放送協会(ABC)時事報道番組「フォー・コーナーズ(Four Corners)」は6月上旬、双方の共同調査で、少なくとも5人の中国系人物が政治界への巨額な政治献金と賄賂を通じて、同国の内政に干渉したことについて、50分超の番組で報道した。

 この5人は諜報員、富豪、中国企業会長など。具体的には、米国と豪州情報機関が中国の諜報員とみなした厳雪瑞、豪州政界に巨額な政治献金を行う中国系億万長者の周沢栄と黄向墨、豪州軍事要衝のダーウィン港を99年間借りた中国企業の嵐橋(ランドブリッジ)集団会長の葉成。

 同調査によると、中国共産党は豪州にいる留学生や中国系住民のコミュニティや海外中国語メディアを操り、各国の政治家への政治献金などの金銭取引を通じて、豪州の主権と国家安全に害を与えた。豪州首相は、外国人による政治献金に関する不備に関して今後立法する方針を示した。

 豪主流メディアの報道に対して、駐豪中国大使の成競業氏は16日「雲をつかむような話だ」と非難した。中国外交部の華春瑩報道官も5日「根拠がない」と否定した。

中国共産党は2004年から豪州への浸透戦略を制定

元外交官は大紀元の取材に対して、中国共産党によるオーストラリアへの浸透工作について明かした。シドニーのオペラハウス(WILLIAM WEST/AFP/Getty Images)

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