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消される中国人

中国、人権活動家に懲役8年、「709事件」弁護士の消息は不明

2017年12月28日 18時00分

 中国の天津市第二中級人民法院(地裁)は26日、「国家政権転覆罪」に問われた人権活動家の呉淦氏(44)に対して懲役8年、公民権はく奪5年の判決を言い渡した。2015年7月9日以降、中国当局が行った人権派弁護士の一斉拘束、いわゆる709事件を含む権利擁護活動家への取り締まり中で、言い渡された判決として最も重い刑となった。

 当局は同日「国家政権転覆煽動罪」などに問われた人権派弁護士の謝陽氏(47)に対して、「罪を認めたため、刑事処罰を免除する」と言い渡した。しかし、709事件で拘束された王全璋弁護士(41)に関しては、依然として消息が不明となっている。

 天津市地裁は、709事件で拘束された人権派弁護士を支援した呉淦氏に対して、「ネット上で、国家機関などを攻撃する言論を広げた」などの判決文を読み上げた。

 呉氏の代理弁護士である葛永喜氏は大紀元に対して、当局に判決を言い渡された際「呉さんはこれまで行ったことはすべて、中国が早期に民主化を実現するためで、自分自身に罪はないと考えている。正々堂々としていた」と話した。

 葛弁護士によると、中国当局は呉氏の親族の傍聴を許可しなかった。

 また、湖南省長沙市中級法院は同日、709事件で拘束され、「国家政権転覆煽動罪」などに問われた謝陽弁護士について、有罪と認定したが刑を免除するとの判決を言い渡した。謝氏が罪を認めたためだという。

 謝陽氏を支援してきた湖南省出身の人権活動家、欧彪峰氏は、謝氏が当局の圧力によって「罪を認めさせられた」と指摘した。

 「呉淦さんと謝さんの判決は対照的だ。当局の圧力に妥協し罪を認めれば、刑罰を免除。妥協しなければ、重い刑を言い渡される。他の人権活動家や人権派弁護士への見せしめだ」と強く批判した。

王全璋弁護士は依然として消息不明

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