横浜デモ:臓器摘出事件と人体標本展の即時停止・真相究明求める

2006年04月13日 08時30分
 【大紀元日本4月13日】中国共産党(中共)の暴行を厳しく非難し、日本と国際社会に力を合わせて中共の臓器摘出販売の暴行を阻止するよう呼び掛けため、法輪功学習者たちが4月10日、横浜でデモを行った。当日は200人近い学習者らが結集、人権を蹂躙し、生命の尊厳を無視した中共の残虐性を公衆に明らかにし、臓器摘出事件の調査並びに横浜で開催中の人体標本展の中止とこれらの標本の出所究明を訴えた。

 このデモはNPO法人日本法輪大法学会の主催で行われ、アジア太平洋地区リレー断食日本支部が共催した。

 NPO法人日本法輪大法学会代表の鶴園雅章氏は、「最近、中国人ジャーナリストが世界に向って瀋陽蘇家屯秘密収容所で2001年から数千人の法輪功学習者の臓器を摘出して販売していたという事実を暴露した。『法輪功迫害国際調査組織』の調査によると、収容所の医者らは生きている人間の体から臓器を取り出し、高値で販売している。私たちは中国共産党瀋陽蘇家屯秘密収容所で行われている暴行を厳しく非難し、日本と国際社会がこれらのことに関心を持ち、共同で中国共産党の臓器摘出販売といった残虐な行為を調査するよう呼び掛けている。これらの虐殺を制止し、現在中国で群体絶滅の迫害を受けている法輪功学習者に対し手を尽くして救出するよう緊急に呼びかける」と、表明した。

 
人体標本展会場前で中止を求める法輪功学習者ら(大紀元)

中華街周辺もデモ(大紀元)

彼はまた、「現在横浜で人体標本展が行われているが、これらの人体標本は中国から来たもの。人体標本展は人間の倫理道徳に背き、人類に対する尊厳、良知と本性を公然と軽視している。その上、今回の展示会の主催者はずっとこれらの人体標本の出所が合法的であるかどうかについて回答を避けている。法輪功は現在中国で残虐な迫害を受けており、大勢の法輪功学習者たちが行方不明になり、しかも迫害によって死に至っている。このような人体標本展示作品の中で標本になっているのが迫害により死亡した法輪功学習者である可能性がとても高い。だから、私たちは直ちに人体標本展の中止とこれらの人体標本の出所に対して調査するよう呼び掛けている」と述べた。

 内モンゴル出身で広州の博士軍医であった楊貴遠氏は、当時彼が広州第一軍医大学で博士の勉強をしていた時、学友の一人が死刑囚の腎臓を摘出したことがあると彼に話したという。彼は、その死刑囚はまだ完全に死んでおらず、声を出しているのにお腹を切って腎臓を取り出したという。彼はまた、このような事情は中国でまったくの秘密ではなく、裁判所と病院が連携して行われているという。

 楊貴遠氏は、法輪功を修煉により二年間の労働教養を科された時、公安と610事務所のスタッフらはまったく彼の家族に知らせなかったことを明らかにした。当時、彼の家族は彼が行方不明になったと思い込み、現地の法輪功学習者たちも明慧ネットで彼が行方不明になったとした。広州第一労動教養所から出てきた人が彼の家族に知らせて、家族はやっと彼がまだ広州にいることを知ったという。多くの法輪功学習者たちは自分の家族と親族を巻き添えにしたくないため、自分の名前と住所を言わないという。このような人は数多くいるという。こうした事情から法輪功学習者から臓器を摘出し遺体を焼却することで外部に情報が漏れることがほとんどなく完全犯罪が成立することも可能である。

 楊氏によると、現在中国の臓器移植を行う病院の多くは何日も掛けず臓器を提供することができると公言していう。血液型などの適合問題を考慮して考えてみると、その背後にはきっとかなり多くの臓器提供者があるに違いなく、ますます疑惑が深まるばかりである

 (横浜=記者・洪一夫)

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