法輪功への迫害真相を調査する団体、中共に入国ビザ3度目の申請

2006年04月29日 09時41分
 【大紀元日本4月29日】中国の秘密収容所や、労働収容所、監獄などで、法輪功学習者の臓器を摘出・売買する組織犯罪が3月始めから相次ぎ暴露されたが、中共政権は3週間も沈黙した後、事実を完全否定し、国際メディアによる調査を歓迎すると表明した。そのため、メディア関係者を中心とする真相調査委員会(略称、CIPFG)が緊急に結成され、4月25日午後、同委員会の2人のメンバーは、駐サンフランシスコの中国領事館に訪れ、中国で現地調査するための入国ビザ申請を行った。一人の中共幹部は、ビザの発給について、決定権がないとし、事実を中共政権に報告した上で返事すると答えた。これまでにすでにメンバー2人の入国ビザ申請が中共側に拒否された。

 
駐サンフランシスコ中国領事館の前で臓器の強制摘出を抗議するお年寄り(大紀元)

中共政権は蘇家屯秘密収容所で法輪功学習者の臓器を摘出・売買する組織犯罪が暴露されてから、3週間も沈黙し続け、3月28日外交部の報道官・秦剛氏は、初めて事実を完全否認し、国際メディアによる現地調査を受け入れると表明した。しかし「真相調査委員会」の第一期の調査団メンバーで、豪州の「希望の声」ラジオの記者・許琳氏、ドイツ大紀元時報の責任編集者・周蕾氏のビザ申請は、すでに中共政権に拒否された。

 今回新たにビザを申請するのは、「新唐人テレビ」のサンフランシスコ支局の主任・張芬氏と、記者・徐震氏の2人である。中共領事館の名前を明かさない1人の幹部は、両氏のビザ申請の書類を受理したが、ビザを発給するかどうかについて、自分には決定権がない、国内に事情を報告した上で返事すると答えた。

 また、張芬氏らは、中国の臓器移植機構は、5月1日までに大量な臓器供給があると表明したことや、国内外の情報提供者が、中共政権が証拠隠滅に走っていると証言したことなどを説明、5月1日まで中国に入国調査したいとの意向を伝えたが、この中共幹部は明確な反応を示せず、申請書類などを受け取るだけに留まった。

 張芬氏は、「中共政権は国際メディアによる調査を歓迎すると示したが、今回の調査団メンバーに入国ビザを発給するかどうかは、真意を伺う見所だ」と述べた。

 もう1人の調査団メンバーで、新唐人テレビの記者・徐震氏は、「中国の臓器移植機構のホームページをよく分析してみる、驚くほどの事実が潜んでいると察知できるはず。これまで人々はそのことに注意していなかっただけ。そのような事実は、千万人以上の法輪功学習者と関連している。特殊な調査が無くても、簡単に発見できることだ。我々は中国の無数の監禁施設に収容されている法輪功学習者が置かれている真実状況を取材したい一心で、今回の真相調査委員会を立ち上げた」と主旨を説明した。

 法輪大法学会と明慧ネットが発起し、中国で法輪功学習者への迫害真相を現地調査する「真相調査委員会」は、法輪功学習者のほかに、中共による集団迫害を注目している各界の団体や、メディア、個人などにより結成され、その中で中国の有名な人権派弁護士・高智晟氏や、北京大学の元教授・焦国標氏、楊在新弁護士なども含まれている。

 

 
(記者・馬有志)


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