谷垣財務相は1日、閣議後の記者会見で、安倍官房長官がきょう自民党総裁選への出馬を表明する予定であることに関連し、総裁選では財政再建の議論を深める必要があるとの認識を示した。また、国際通貨基金(IMF)に対する過小評価国の出資引き上げ問題について、国際的な連携や協調を取りつけていくべきと語った。
安倍官房長官は今夕にも自民党総裁選への出馬表明を行う予定。これで、すでに出馬を表明している谷垣財務相、麻生外相を含め、総裁選候補3人が正式に出揃うことになる。
この点について谷垣財務相は「安倍官房長官の主張の全体像も明らかになる。それぞれの力点の置き方も明らかになっているが、どのように財政再建をきちっとやっていくのか、私は消費税と関連させて訴えているが、その辺の具体的な議論が必要だ」と語った。また、地方財政やアジア外交についても、互いにしっかりと主張を展開していくべきとの認識を示した。
また、IMFに対する過小評価国の出資引き上げ問題に関し、中国など4カ国を引き上げる方向にあることについて「このことは日本がずっと先頭に立って主張してきた。IMFが具体的な案をシンガポール(での総会)に提出するが、議論が進ちょくしていることは大いに評価すべきこと」とした上で、「きちっと国際的な連携、協調をとりつけていく必要がある」と述べた。[東京 1日 ロイター]
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