スペインでは22日、賞金総額21億4000万ユーロ(約3300億円)にのぼるクリスマス宝くじの当選者番号の発表が行われ、1等当選者を多く出した人口約6000人の町は歓喜の声に包まれた。
当選番号「20297番」の1等は、賞金総額が3億9000万ユーロ(約610億円)。同番号は約1800枚刷られたが、そのほとんどが同国中北部の町アルマザンの宝くじ事務所で販売されていた。
抽選結果を知ったアルマザンの住民らは、街中でシャンパンをらっぱ飲みしたり、歌ったり踊ったりの大喜び。片手に赤ちゃんを抱きかかえもう片方の手にシャンパンボトルを持った若い母親は「家族で1000万ユーロ(約15億6000万円)なんて、まだ信じられない」とテレビカメラに向かって興奮気味に話した。
しかしながら、数千人もの人が当選したのにはからくりがあった。この宝くじ、1枚が200ユーロ(約3万1000円)もするため、多くの当選者は家族や知り合いらと共同購入しており、本当に億万長者となった人はほとんどいないのだとか。
約200年の歴史を持つこの宝くじは、スペインでは国民の4人に3人が購入し、当選結果は毎年テレビで生中継されるなど、同国の国民的行事となっている。外国人もインターネットで購入可能。
[マドリード 22日 ロイター]
(06/12/26 14:33)
|