7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)が2月9─10日にドイツで開かれるが、欧州は、円が安すぎるとの、より強いメッセージを求める意向だ。準備を進めている関係筋が明らかにした。
G7に向けての欧州の立場は、29日に開かれるユーロ圏財務相会合(ユーログループ)で策定する。
同筋は「G7共同声明草案の策定は全ての関係国の作業だ。しかし明らかに、ドルに関する欧州の立場がどうなるかは、秘密事項ではなく、これは正確に声明に盛り込まれている、急激な動きや変動は望ましくないという基本的な点だ」と述べた。
「円に関しては、メッセージは比較的明確だ。シンガポールでのG7の後に表明されたものが今後も一段と強く繰り返されるだろう。円の動向は、経済ファンダメンタルズと一致すべきというもので、日本の当時の財務相も受け入れた」と指摘した。
昨年9月のシンガポールG7では、日本経済の強い回復を考慮し、円は上昇すべきとのメッセージが示されていた。同筋は「それ以降、良い面では変化がないが、悪い面では、ドルに関しては悪影響は比較的抑制されている。一方、円に関しては、日本当局も受け入れたメッセージがあるが。しかし具体的な措置はみられない。これまでの状況を再度振り返り、恐らく一段と強くメッセージを繰り返していくときだ」と述べた。
別の関係筋は「中期的には、円を含めアジア通貨の一段の柔軟性を求めていく」と指摘。「G7声明の内容が変わるとすれば、徐々に高まっている基調的懸念、これは円にも当てはまるが、事態があるべき動きをしていないという点を、正しく反映するだろう」との見方を示した。
これとは別の関係筋は、29日のユーロ圏財務相会合では為替が討議されるだろうと述べた。
[ブリュッセル 24日 ロイター]
(07/01/25 08:54)
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