印刷版   

西太后お気に入りの薬膳

 【大紀元日本3月19日】清朝の光緒6年(1880年)9月、西太后の慈禧は、胃腸の調子が悪くなり、食欲がなく、腹部が脹れて吐き気がし、便通不良、気分も憂鬱になっていた。侍医たちは真剣に診察したあと、脾胃虚弱(胃腸の機能低下による消化不良)だと診断した。

 この診断に基づいて、侍医たちは一つの食養生の処方箋を作った。処方の中身は、茯苓、オニバスの実、蓮子肉(蓮の実)、ハトムギ、山薬(山芋)、白扁豆、麦芽、蓮根の8種類の生薬であった。これらの生薬の粉末に白砂糖を加えてカステラのような蒸し菓子を作り、「健脾糕」(けんぴこう)と名づけた。

 西太后は、この「健脾糕」を食べてから、すっきりと元気になり、しかも、薬のようなものでなく、美味しいお菓子として食べたので、とても気に入った。そして自らこの「健脾糕」を「八珍糕」(はっちんこう)と名前を付け替えて、病気があってもなくても、間食のお菓子として食べた。

 処方の中の生薬は、全部食事として食べることができるし、胃腸機能改善に効果的なものである。胃腸が弱い人には、養生薬膳の一品として、最適である。

(07/03/19 21:09)



■関連文章
  • 9000年前の古酒、アメリカで再現成功(07/03/18)
  • 病気治療には運気も関わる(07/03/15)
  • 骨粗鬆症に良い薬膳(07/03/14)
  • 「快楽中枢」の恐ろしさ(07/03/14)
  • あなたの寿命「計算」します=ウェブサイト(07/03/07)
  • 米国の専門家が推薦する健康食品(07/01/31)
  • WHOが公表した健康に有害な10食品(07/01/15)
  • 携帯電話の電磁波とその防止法(07/01/06)
  • 中国:ほぼゼロの健康教育費(写真)(07/01/06)
  • 百草を毒味する神農(写真)(06/12/28)
  • 孫真人の養生法(写真)(06/12/28)
  • 中国 伝統漢方医学存続の危機(写真)(06/12/26)
  • お屠蘇の由来と作り方(写真)(06/12/26)
  • 「大脳のために歌う」 認知症に効果(06/12/23)
  • あくびに関する面白い話(写真)(06/12/15)