法輪功迫害の中止を訴える豪議員候補、脅迫される

2007年11月26日 09時47分
 【大紀元日本11月26日】豪ニューサウスウェールズ州連邦議員選挙の無党派候補パトリシア・ピーターソン氏はこのほど、駐豪の章均賽・中国大使に書簡を送り、法輪功への迫害の中止や、監禁中の法輪功修練者の釈放などを求めるとともに、中国の人権状況が改善されるまでに北京五輪のボイコット運動に参加すると表明した。この書簡を投函した2日後に、同候補者は脅迫や、尾行を受けるようになった。

 ピーターソン議員候補は、選挙区の住民の母親が法輪功修煉のために、中国当局に監禁されていたことを知った後、法輪功への迫害の真相を調べ、11月13日、駐豪州の章均賽・中国大使に書簡を送り、以下のように書き記した。

 「国家として、中国は自国の法律を制定・行使する権利を有しているのは承知しているが、人類の普遍価値である人権は、この権利を超越している。8年の間に、中国当局は法輪功を消滅しようとしてきた。1999年のときに、すでに7千万人の修練者がいた。同様に、中国共産党は民主活動家や、人権弁護士、宗教指導者、メディア関係者、労働組合の発起人、チベット仏教などを迫害している。

 中国当局は2000年オリンピックの招致に失敗していた。その理由は深刻な人権侵害である。2008年オリンピックの招致活動では、人権の改善を約束したが、いまだに約束は果たされていないことから、国際人権団体などから抗議を受けている。

 中国当局が自己の野蛮行為に自覚するまでに、私はオーストラリア政府に対し、北京五輪のボイコットを訴え続けていく。

 私がここで特に強調したいのは、迫害されている法輪功修練者はオーストラリア公民でないため、私、一人の議員候補あるいはオーストラリア政府とは無関係であるとの言い方は通用しない。なぜならば、中国は共産党国家であるが、人類の普遍的な人権の制約を受けるからである」。

 この書簡が投函されてから2日後、ピーターソン博士は脅迫を受けるようになった。11月15日、書簡に住所を書き記した家宅に、何者かが侵入し、脅迫物を残した。また、その当日に、議員は2人の工作員らしき中国人に尾行された。

 そのような状況において、ピーターソン議員候補は取材で、「私は脅迫されても引き下がらない。このことを公開する。一連の脅しは、私が声を出すことを阻止するためであるからだ」と語った。

 同議員候補はすでにジョン・ハワード首相に嘆願書を提出し、オーストラリア政府に対し、中国当局が法輪功への集団迫害をやめるまで北京五輪のボイコットを呼びかけたという。また、中国の強制労働収容所で作られた廉価な中国製品を購入しないよう、有権者に訴え、豪州政府の中国当局へのいまの態度は不十分だと指摘した。

 ピーターソン議員候補はセントラルクイーンズランド大学と、クイーンズランド科学技術大学で教鞭を取っていたこともあり、著名な脚本家、俳優である。

 (記者・欣宇、翻訳・叶子、編集・月川)

 http://www.epochtimes.com/gb/7/11/20/n1908263.htm

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