【大紀元日本8月18日】北京五輪で次々と発覚した偽装事件は、各国メディアの注目を集めた。
北京五輪開会式で、メイン会場の国家スタジアム(通称:鳥の巣)で9歳の少女が歌った革命歌のシーンがあったが、実はその声は7歳の別少女の声だったことが12日に分かった。
そして、世界のテレビ観客の前に現れた花火映像の一部は合成だったと北京五輪組織委員会が認めた。
8日の開会式で、鮮やかな民族衣装を身に纏い国旗を会場に運んだ「56民族の少年少女たち」はメディアの注目を集めた。ところが、実はこの少年少女たちは少数民族の衣裳を着た漢民族の子どもたちであった。ウォール・ストリート・ジャーナルの木曜日の報道によると、少数民族役のこの少年少女たちは北京銀河少年芸術団のメンバーで、この芸術団のメンバーはほとんどが漢民族だという。
米国VOAによると、次々と発覚した「芸術」手法に対して、「中国人は頭が良すぎる」と米国メディアが皮肉ったという。
オリンピック開会式は芸術の演出である。演出だから、役者が必要であり、56民族の子供の役を漢民族の子供が演じただけなら、何も悪くもないという声があったという。
しかし、ロイター通信などの国際メディアの報道によると、開会式のパンフレットに「56民族を代表する各民族の子どもたちが…」とはっきり書かれている。明記してあることと実際行なったことが一致しない場合、この国の信用性が疑われる。
批判の声は国内からも出た。北京の陳子明氏はVOAの取材を受けた際に「中国共産党の根本的な問題は利益優先であることだ。利益のためなら、誠実、正義、公正、良心をすべて捨ててもかまわない。今回の偽装事件から、中国共産党はちっとも変わってないことがわかる」と分析した。
(翻訳・侍傑)
|