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中央テレビ局:建設中新ビルで大火災、報道を厳しく規制=北京市

 【大紀元日本2月9日】2月8日午後9時27分、中央テレビ局が建設中の新ビルで火災が発生し、激しく燃える炎があっという間にビル全体に広がった。国内の各主要なメディアは速やかに火災の発生をウェブサイトで報道したが、間もなく中共指導部の指示を受けて、すべての独自報道をウェブサイトから撤去し、代わりに各社は一律に国営新華社の報道をウェブサイトに貼り付けた。ウェブサイトの掲示板も次々と閉鎖された。

 報道によれば、火災はまずビル中層階から始まって、その後上下階へ燃え広がってゆき、消防隊員到着時、すでに炎は1階まで延焼していたという。午後9時48分、ビルの火勢は突然変化し、大きな火柱が上がった。濃煙に包まれ、火花が飛び散り、大量の白い外壁破片が落下した。周囲に見物している人々は「早く逃げろ」と北へ向かって走った。

 9日午前1時、ビル外部の火勢は治まったが、ビル内部の火は燃え続いていた。消防車からの放水は60mの高さまでしか届かなかったので、内部の完全消火が出来なかったという。

 出火原因は爆竹によるものとみられ、消防隊員が出火した南側のひさしの上で200発連射と100発連射の花火を一本ずつ発見している。詳しい事故原因はいま調査中という。

 初期調査では火災延焼面積は10万平方メートル、ビル内十数階にある中庭はすでに焼け崩れ、放送スタジオの電子機器制御室は完全に焼失した。

 また、消防隊員7人と1人の案内人がビルに入った後、連絡が途絶えた。火災現場周辺の警備は厳重なため、ビル内にはどれだけの死傷者がいるのかは不明である。京華時報によると9日午前1時半、紅廟消防中隊の張建勇指導員は現場で負傷し、死亡したという。

 火災に関する報道は厳しく規制された

 当日の夜、ちょうど中国の元宵節であり、火災発生後、国内の主要なメディアは速やかに火災の発生をウェブサイトで報じたが、間もなく中共指導部の指示を受けて、すべての独自の報道をウェブサイトから撤去し、代わりに各社は一律に国営新華社の報道をウェブサイトに貼り付けた。ウェブサイトの掲示板も次々と閉鎖された。

 大陸の有名な作家である韓寒さんのブログによれば、中央指導部からの指示は、「中央テレビ局新ビルの火災の報道に関して、各ウェブサイトは、新華社の報道を転載するだけにして、写真報道、動画、深度の報道をしないで、関連情報を国内ニュース類のみに置き、書き込みの掲示板を閉鎖して、アクセス数による順位の変動を止めて、ブログのフォーラムをトップに置かず、推薦しない」ということだった。


 
(翻訳・坂本)


 (09/02/09 07:54)  





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