【大紀元日本8月2日】先月、甘粛省武威市で行われた検察官、裁判官などを採用する試験で、小学生が試験官として会場を監督した。その結果、25件のカンニングが発覚し、現地で大きな反響をよんでいる。通常の試験官は成人が行うが、コネ社会の中国ではカンニングを見逃すことが日常茶飯事だからだ。
地元紙「蘭州晨報」7月28日の報道によると、同市の涼州区は、区内の政府検察機構職員を対象に、刑事、裁判官、検察官の募集を行った。
採用試験で涼州区は、試験の公正性を図るため、区内の小学校から18人の小学生を試験官として導入した。
2時間行われた試験では、小学生試験官たちが真剣に職務を遂行し、カンニングを行った25人を捕まえた。大人と違って純粋な小学生たちが手柄を立てたと現地では話題になっている。
小学生試験官の一人は、「ただ、先生から与えられた任務を、真面目にこなそうと思っただけ」と話す。
一方、普段試験官を務めるG氏は、「カンニングをする受験者の動きは、教卓から一目瞭然だ。しかし、報復を恐れてカンニングを見て見ぬふりをする試験官が多い」と話した。
涼州区で教師を務める周氏は、「子どもの誠実さは、試験官となるのに最適だ」と語り、大人にはこれが欠けているとコメントした。
(翻訳編集・叶子)
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