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7月5日のウイグル人大規模抗議後、ウルムチ市内に進駐する武装警察の装甲車(2009.7.8、AFP)

ウイグル人の抗議活動再発 当局、戒厳令実施か=新疆

 【大紀元日本9月21日】世界ウイグル会議の公表によると、中国の新疆ウイグル自治区霍城県で19日、刑務所に監禁されていたあるウイグル人が拷問によって死亡したことが発端となり、現地のウイグル人が当局に抗議を行うという事件が発生した。当局は軍隊を派遣して、戒厳と封鎖を実施しているという。

 世界ウイグル会議のスポークスマン、ディリシャティ氏が19日、台湾通信社「中央社」に対してこの情報を明らかにした。情報提供者は霍城県在住のウイグル人だという。

 それによると、新疆のウルムチ市で7月5日に起きたウイグル人大規模抗議に参加したとして逮捕された1人のウイグル人男性が、獄中で拷問により死亡した。遺族に返された遺体は傷だらけだった上、当局は遺族に即時の土葬を要求した。家族は強い怒りを覚え、当局に死因の説明を求め続けた。

 そのことを知った現地のウイグル人は9月19日夜から街頭に出て抗議活動を始めた。当局は県内を全面封鎖して戒厳令を発動、電力供給を止めた。現在、他の地区から軍隊を派遣しようとしている。

 ディリシャティ氏は、事態の進展を慎重に見守っていくとした。

 この事件について、在米の政治学者、夏明氏は自由アジア放送局(Radio Free Asia=RFA)の取材で、イスラム教徒であるウイグル人は、信者らすべてを家族のメンバーと見なし、苦難に遭遇した個人に対して、全員が集団行動を取る場合が多いとコメントした。

 「中国政府の少数民族地域政策から見ると、チベット仏教やイスラム教の信仰を歪曲し、漢民族を煽って、彼らに対する憎しみを増大させている。一部の人を利用して他の一部を統制し、一部の人の他の一部の人に対する憎しみを扇動して秩序とバランスを保とうとしている。中国政府のこのような手段は、実際には火遊びのように自らがターゲットにされる危険性が高い」と夏氏は指摘する。

(翻訳編集・叶子)

 (09/09/21 05:00)  





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