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排気ガスで曇る北京の大通り(FREDERIC J. BROWN/AFP/Getty Images)

中国、二酸化炭素排出量世界一=IEA報告

 【大紀元日本10月11日】国際エネルギー機関(IEA)が6日に公表した報告書によると、2007年、中国は二酸化炭素(CO2)排出量でそれまで世界最大だった米国を抜き、世界第1位になっていることが分かった。

 『燃料燃焼による二酸化炭素排出量-総集編』(CO2 Emissions from Fuel Combustion-Highlights)と題する報告書は、1971年から2007年までの世界140カ国の二酸化炭素排出量を収めている。

 2007年の二酸化炭素の全世界年間排出量は289億トンで、そのうち、中国の排出量は約61億トンで、全体の21%を占めている。IEAは、2020年までに、中国の二酸化炭素の排出量は全世界のおよそ3割を占めると予測している。

 第2位の米国の排出量は約57億トン。さらにロシア、インド、日本、ドイツ、カナダ、英国、韓国、イランが上位10位を占める。インドに次いで第5位の日本の排出量はほぼ13億トン。全体の4・6%を占める。これら上位10カ国の排出量の合計は、全世界排出量の3分の2にあたる。

 同報告書は、今年12月、デンマークのコペンハーゲンで開催される国連気候変動会議(COP15)に向けて、包括的な最新情報としてIEAがまとめたもの。

(翻訳編集・叶子)


 (09/10/11 05:00)  





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