印刷版   

民主党の牧野聖修衆議院議員(中)は20日、成田空港を訪れ、成田空港で78日間寝泊まりを続けている中国人権活動家・馮正虎氏(55歳、右)と面会した(写真=南洲/RFA)

牧野議員、成田空港で「篭城」中の中国人権活動家と面会

 【大紀元日本1月22日】民主党の衆議院議員、牧野聖修氏は20日、成田空港を訪れ、中国当局から中国への入国を拒否されて日本に強制送還され、成田空港で78日間も寝泊まりを続けている中国の人権活動家・馮正虎氏(55歳)と面会した。牧野議員は馮氏に理解と支持の意向を示し、日本の法務省に対策を求めることなどを伝えた。

 RFA放送の報道によると、国際人権団体アムネスティの日本議員連盟のメンバーで、「アジアと中国の民主化を支援する会」の会長も務める牧野議員は、東京入国管理局と税関の幹部が同行する中、馮氏と約30分間面会した。

 人権活動家の馮氏は昨年6月以来、8回中国への帰国を試みた。そのうちの4回は、中国の空港で入国を拒否され、日本行きの飛行機に強制的に乗せられた。残りの4回は、中国当局からの入国許可が下りていないことを理由に、航空会社が馮氏の搭乗を拒否した。

 馮氏は昨年11月4日、8回目の帰国を試みて上海浦東空港まで行ったところ、再度中国への入国を拒否され成田空港に送り返された。その際、馮氏は、自国に帰国する当然の権利を主張するために、日本へ入国しないことを決めた。その後、空港内の制限エリアで寝泊まりし、旅行者らからの食料や生活必需品の差し入れで生活してきた。1月22日で80日となる。

 成田空港は「想定外のこと」と対策に困っているが、本人の意思を尊重するほかないとしている。

 馮氏は今回、牧野議員を介して、日本政府に2つの支援を要請した。一つは、空港での生活に対する人道的援助。もう一つは、主権国家である日本において、航空会社が合法的な搭乗を不当に拒否する、ということを容認しないこと。

 馮氏は、「私は、中国国民が自国へ帰国する権利を、日本政府に保護してもらうことは期待していない。なぜなら、その種の期待と要求は法的根拠がない上、現実味もないからだ。しかし、日本政府は態度を表明すべきだ」と語った。

(翻訳編集・叶子)


 (10/01/22 07:41)  





■関連文章
  • 天道に従う者が勝つ(09/12/30)
  • <新疆7・5抗議事件>「判決は不公平」 関与者9人の死刑執行を批判=アムネスティ・インターナショナル(09/11/14)
  • 信念の「籠城」続ける馮正虎氏 上海公安が馮氏の家族へ懇願(09/11/13)
  • これは「中国政府の恥」 帰国拒否され成田空港に留まる中国人(09/11/06)
  • アムネスティ・インターナショナル、09年度報告書発表(09/05/28)
  • 国際社会による救援、卜東偉氏が娘と共に米国到着(08/12/09)
  • イスラエル・テロ被害者ら、中国銀行を提訴(08/08/25)
  • 北京、海外報道関係者を制御開始=仏メディア(08/08/02)
  • IOCが中国当局に妥協=ネット封鎖解除ならず(08/08/01)
  • 人権団体・議員らが人権改善呼びかけ、10万人署名を中国大使館に提出=フランス(08/07/17)
  • グローバル人権聖火リレー、米フロリダ州入り(08/05/15)
  • オリンピック開催前、中国当局による法輪功迫害を非難=カナダ(08/05/12)
  • ビルマ:今なお逮捕者が続出=アムネスティ・インターナショナル(08/01/26)
  • 英誌「エコノミスト」、北京五輪と中国人権問題シンポジウム開く(07/12/07)
  • ドキュメンタリー 「チベット難民世代を超えた闘い」 上映会 (07/11/05)