上海、エボラ出血熱感染者のうわさ 病院や当局は否定

2014年08月08日 07時09分
【大紀元日本8月8日】香港紙アップルデイリーなどによると4日、上海浦東新区人民医院にはナイジェリアから帰国した男性が、エボラ出血熱感染疑いで入院しているとの話が広がり、市民の間で一時騒動となった。病院や当局は感染を否定し、男性はすでに退院している。

 病院側は5日「これまで上海でエボラ出血熱感染例も擬似症状もない」との声明を出した。同日中にこの男性は回復し、退院したという。

 感染の可能性を恐れる市民の間では一時「浦東病院に行ってはいけない、特に診療を受けてはならない」という噂が広がり、騒然となった。

 上海市に近い南京市で8月16日、ユースオリンピックが開催される。世界中から選手が入国し滞在する予定で、西アフリカからの選手やコーチなども含まれるため、中国当局はウイルス感染への警戒を高めている。

 英紙フィナンシャル•タイムズは3日付で、最新のデータによると、エボラウイルスの拡散はギニアやリベリア、シエラレオネを越え、前例のない勢いで広がり、制御できない状況に陥っていると報じた。

 エボラウイルスに感染した患者は西アフリカの3カ国を中心に死者は900人を超える。感染が過去最大の規模で広がっている西アフリカのリベリアは6日、サーリーフ大統領は非常事態を宣言した。

(翻訳・鈴木まゆみ)

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