朝鮮半島

中国の軍事専門家「北のミサイルは中米連携を促す」

2017年09月11日 15時00分

 7月4日の米国独立記念日、北朝鮮は大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験の成功を宣言した。中国の軍事専門家・辛子陵氏は、北朝鮮のミサイル発射は米国と中国の連携を促したと分析している。

 韓国の聯合ニュースは、専門家の話として、今回北朝鮮が発射実験を行った大陸間弾道ミサイルが正常な角度で発射された場合、米アラスカまで射程範囲に含めた約6,400km先まで到達する可能性があると報じている。

 韓国大統領府高官は、韓国はこれからも最大限の力で北朝鮮に圧力をかけ続けると同時に、対話も模索するという立場を崩さないとしている。一方、トランプ大統領はSNSを通じて習主席に対して「中国は北朝鮮に対し徹底的に制裁を加え、このばかげた行為を徹底的に終わらせるべきだ」と強硬姿勢を示すよう求めた。

 中国外交部の報道官は「北朝鮮のミサイル発射に反対し、北朝鮮に国連安保理決議に違反するような行為をしないように促す」と発言している。

専門家「金政権は来年まで持たない」

 中国体制内の軍事専門家で、軍事学院出版社元社長の辛子陵氏は大紀元の取材に応じ、「中米は金正恩にこれ以上好き勝手にさせるわけにはいかない。金政権は長く維持することはできないだろう。私は来年まで持たないとみている」と分析した。

 「北朝鮮問題は後回しにできない。米国だけでなく中国もそう思っている。今の中国にとって、厄介なお荷物でしかない。江沢民政権の時代に中国は北朝鮮を、西側勢力を削ぎ米国と交渉するための持ち駒の一つとして利用していた。だがその結果(北朝鮮問題は深刻化して)、中国は自分で自分の首を絞めることになった」。

ミサイルと核 金正日総書記「中国へ向けたもの」と漏らしたか

ドイツ・ハンブルグで開催された主要20カ国会議(G20)で7月7日、初日のウォーキング・セッションで会話する中国習近平国家主席と米トランプ大統領(PHILIPPE WOJAZER/AFP/Getty Images)
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