THE EPOCH TIMES

中国メディアが異例の報道「中国軍に実戦は無理」

2017年09月20日 12時11分

 中国共産党メディアと軍の新聞はこのほど合同で、中国軍は実戦に耐えられないだろうとする、極めて異例の報道を行った。記事は、軍制改革が行われた背景にも言及している。

 9月10日に掲載されたこの記事では、軍制改革の重要なスケジュールと、既に実施された具体的な内容を、初めて詳細に紹介したうえ、中国軍が現在深刻な危機に直面していることを認め、中国はかつてないほどの安全保障上の問題やリスクを抱えていると述べた。

 2012年の共産党18大以降、軍制改革の必要性と緊急性を訴えるシグナルが、再三にわたり発せられてきた。13年11月、第18回三中全会の席で、軍制改革は「党の意志及び国家的行為のレベル」に上げられ、初めて単独の項目として全会の決定事項に盛り込まれた。

 今回の報道では、13年3月11日の両会の軍代表会議の席で、習近平中央軍事委員会主席が中国軍に対し、作戦も勝利もできない中国軍の現状について批判を浴びせ、初めて「打胜仗(戦争に勝つ)」という言葉を使ったという。習主席は「実戦に耐えられるかどうか、戦争で勝利できるかの問題が、最大の欠点であり、最大の弱点である。中には致命的と言ってよいほどの問題も存在する。心配なことこの上ない。改革なくして戦争には勝てない」と厳しく叱責したという。

 文中では、今回の軍制改革は「これまでの改革とも異なり」、「実戦に耐え、勝利する」軍隊を作るという明確な目標を掲げ、習主席の軍制改革は、まず軍上層体制から着手し、先に本部体制、大軍区体制と陸軍体制の改革から取り掛かったことも強調した。

習政権の反腐敗は「反クーデター」に他ならない

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