露世論調査、ロシア革命誇りに思わない94% 「あれは酔っ払い革命だった」

2017年11月07日 12時00分

 ロシア革命から百年が経った今、世界初の共産主義国家が誕生した地では共産主義がもたらした惨禍に対する反省が行われている。最新の世論調査によると、ロシア革命を誇りに思わないと答えたロシア人は94%に上り、否定的な意見が大多数を占めた。さらに最新の研究は、武装した市民が酔っ払いだらけだったため、ロシア革命ではなく「酔っ払い革命」だったと皮肉を込めて呼称した。災難を作り出したレーニンの遺体を赤の広場から引きずり出して埋葬すべきとの呼び声も高まっている。

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「酔っ払い革命」がもたらした災難

 世界的に共産主義が退潮を迎える今日、ロシア革命を「十月社会主義革命」と呼ぶのはもはや共産主義者に限定されている。多くのロシア知識人や学者はロシア革命を記念すべきでないと考えている。米国メディアVOAが報じた。最新の研究は、ロシア革命が勃発した際に裕福な家庭や貴族の酒蔵が襲撃され、町中が武装した酔っ払いに占領されたため、皮肉の意を込めてロシア革命を「酔っ払い革命」と呼んだ。

 共産主義者のプロパガンダも歴史事実により打ち砕かれている。レーニンとその率いるボリシェビキは貧困にあえぐ労働者や兵士を率いて革命を起こしたわけではなく、ドイツ帝国の援助を得たうえで、二月革命で成立したやや民主的な政権を革命で転覆させた。この事実は多くの研究が示している。

 共産主義は社会に混乱をもたらした。心理学の角度からロシア革命を研究するショガロフ氏によると、ロシア革命後には文字通り妻子を共有するなど淫乱な風潮が社会に蔓延し、みだらな集会が至るところで行われていた。「フリー・ラブ」や「性の解放」は1970年代のヒッピー文化を想起されるかもしれない。しかし実際には旧ソ連が伝統的な家族を崩壊させるための思想であり、共産主義の根本的な思想の一つだ。

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