ロシア革命百年を前に、その惨禍を記した書籍「致命的なレーニン(Lethal Lenin)」が出版された。(中国地下文学流亡文学文献館)

露世論調査、ロシア革命誇りに思わない94% 「あれは酔っ払い革命だった」

 歴史学者のアンドレイ・ズーボフ氏は、ロシア革命の先導者レーニンとその後継者スターリンはロシアの2大犯罪者であり、ヒトラーのように遺体を焼かれるべきだったと主張する。

 ロシア・チェチェン共和国のラムザン・カディロフ首長もレーニンの遺体を埋めるべきだと主張し、ロシア下院の自由民主党党首イリノフスキー氏も彼に同調した。イリノフスキー氏によると、スターリンの遺体が埋められた時彼はまだ15歳の少年だったが、邪悪の象徴を埋めることに周りの大人たちはみな嬉しそうだった。レーニンの遺体を運び出し埋葬する日には、邪悪の象徴がもう一つ取り除かれたとして人々は喜ぶだろうとイリノフスキー氏は言った。

 ロシア大統領選に立候補した元キャスターのクセニア・ソブチャーク氏もレーニンの埋葬を主張し、当選後にはレーニンの埋葬を最初に命ずるとしている。ロシア・トゥデイの報道によると、ソブチャーク氏はSNS上でスターリンがロシアを100年も後退させたと批判し、「スターリンほど自国民に対し許しがいた罪を犯した者はいない。この点は疑う余地もない」「スターリンはロシア国民を虐殺しただけでなく、最も才能のあるロシアのエリートを殺害した。すなわちジェノサイドだ。スターリンはロシア文化圏を破壊し、今日に至るまで回復することができていない」とSNSに書き込んだ。

 哲学者イーゴリ・キュベス氏によると、ロシア革命後にレーニンやスターリンが行ったジェノサイドにより、ロシア人口が大幅に減少した。

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 ロシア政府のコントロール下にあるとも言われる「イズベスチヤ」紙は、ボリシェビキが起こした革命がもたらした負の影響は良い影響を上回るとますます多くのロシア人が考えていると報道した。

 イーゴリ・キュベス氏は、ロシア革命百年後の今、ロシアは打開策を見出さずにいるが、この局面を打開するためには東欧諸国のように歴史を直視し反省しなければならないと主張する。「多くのロシア人は今でも歴史に無感覚であり、ロシア社会は今でも共産主義の犯罪行為に対し十分な反省ができていない。」

 さらにロシア科学アカデミー社会科学研究所が行った最新の世論調査によると、ロシア革命を誇りに思わないロシア人は94%に上った。有名な歴史学者ピボヴァロフ氏は、ロシア革命は恐ろしい災難だったと結論付けた。

(翻訳編集・文亮)