THE EPOCH TIMES

W杯ロシア大会 中国代表が出場してなくても「企業もファンも殺到」

2018年06月21日 12時37分

「一瞬、中超(中国サッカー・スーパーリーグ)の試合をみているのかと思った」15日に開幕した2018FIFAワールドカップ(W杯)・ロシア大会を観戦した中国人サポーターたちの率直な感想であろう。

今回のロシア大会では、中国企業7社が公式スポンサーとなった。8年前の南アフリカ大会と4年前のブラジル大会では中国英利(太陽光パネル発電企業)1社だけだった。

一方、15日から始まった各試合では、マクドナルドやコカ・コーラなどに並んで、サッカーコートを囲む中国企業「万達」「蒙牛」「帝牌」などの広告が目立つ。

W杯スポンサー契約は3種類ある。まず、FIFAのパートナー契約を結ぶ企業だ。コカ・コーラやVISA、アディダスなどの常連企業に今回、中国不動産大手の「万達集団」が加わった。

そして、W杯大会のみのスポンサー契約には、中国家電大手の「海信(ハイセンス)」、食品会社の「蒙牛」、スマートフォンメーカーの「VIVO」が参入。

また、アジアリージョナル(地域)サポーター企業となったは、バイクメーカーの「雅迪集団」、VR技術企業「指点芸境」と紳士服「帝牌」の3社だ。

中国企業は、ロシア大会のスポンサー企業の約半分を占めた。

予選敗退したサッカー中国代表の代わりに、中国企業がロシア大会で注目を浴びたことに、中国国営新華社通信(15日)は、「2018年サッカーワールドカップに、中国は出ている」と強調した。また、ロシア大会で中国企業による広告支出が8億3500万ドル(約919億円)と米企業の約2倍で、各国企業の中で最大額となった。

中国国内メディアによると、海信とVIVOが、今大会のスポンサー契約を結ぶのにそれぞれ1億ドル(約110億円)を投入した。蒙牛は5000万ドル(約55億円)の契約費を支払った。

新華社通信は「中国企業は、サッカーW杯の新たな『金主』(主な出資者)になった」と自画自賛している。

中国人サッカーファンも殺到

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