中国当局、ペスト発生を認める

2005/09/25 10:55
 【大紀元日本9月25日】中共衛生部は8月31日、全国ペスト疫病防止と治療についてテレビ会議を開き、ペスト疫病の蔓延を防ぐようと要求した。当局がペストの発生を認めたと同時期、6月と7月に四川省で発生しているブタ感染病は、ペストと低出血性のエボラ出血熱によるものだという説が中国大陸のネットで広がっている。

 同会議では、衛生部により、ペスト疫病予防と治療地区の設立とペスト防止対応システムの完備などの処置が提案された。また、ペストと疑われる患者が発見された場合、その場で隔離すると規定、「全国ペスト監視測定方案」という手帳が印刷され全国に配布するという。衛生部は、ペスト予防知識の徹底周知し、ペスト疑似ケースの報告と原因不明の高熱患者、突然死患者の即報告を要求している。

 しかし、衛生部が7月に公表した全国法定の伝染病報告では、ペスト発症は8例と一人の死者と報告した。

 さらに本年3月と4月の全国法定の伝染病報告では、ペストに関してまったく言及されなかった。しかし、広東省は4月27日、ペスト疫病コントロールの緊急予防案を出した。ペスト疫病情報に関して国務院衛生行政部門による統一の発表と規定で、いかなる個人あるいは団体の発表も禁じられたことから、当時は広東省でペスト疫病が発生したと推定される。

 また、最近中国国内のネットで広がっている情報によると、大陸の衛生部は非公式に、6月と7月中に四川省で発生した急性伝染病は、ペストと低出血性のエボラ病毒による感染と発表したという。エボラ病毒は、体液と血液を通して伝染、潜伏期は2日から3週間ほど、死亡率は90%も達する致命的病毒である。

 四川省で発生した急性感染病は、6月はじめに爆発的に発生したが、政府は7月22日に初めて公表した。また、発表後、当感染病が横行したにも関わらず、当局は世界各国の支援を断った。
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