台湾人気歌手・周傑倫:ハルピンコンサートで、中国警官から暴力

2005年10月07日 16時05分
 【大紀元日本10月7日】9月24日中国ハルピンで、台湾人気歌手・周傑倫(Jay)さんがコンサートを開いた。開演5分前に、ハルピン公安局・季副局長が、周傑倫さんやコンサートの仲介者・趙少威氏、中国側主催者・王さんに暴力をふるい、妊娠3ヶ月の王さんは、20数回も殴られ、流産して入院しているという。この事実は趙氏により確認された。

 コンサート会場は5万人を収容することができるが、無責任な保安員は、切符がないにもかかわらず大勢の人を無料で入場させ、更には、中国公安局警察の親戚や関係者、約2万9千人も強引に無料で入場させてしまった。前売りで約2万1千枚の切符がすでに販売され、当時場外には約8万人のファンが集まっていた。切符購入者からは不満の声が上がり、正規の観客が入場できなくなるのを防ぐため、趙氏は、中国側の公安責任者に報告した上で、2万枚あまりの残りの切符を焼却処分することにした。

 一連の騒動で、現地のある高官と親族が入場できなかったため、季副局長は逆上し、楽屋に押しかけ、罵声を発しながら、関係者に暴力をふるい始めた。鉄拳に耐え切れず、趙氏は自分が台湾人であると明かして、難から逃れたが、王さんは20数回殴られ、妊娠3ヶ月の彼女は病院に運ばれ、流産してしまった。出演の準備中だった周傑倫さんにも鉄拳が襲いかかったが、公安関係者に止められたという。

 仲介者の趙氏によると、中国公安局関係者の親族や友人など約3万人が不正に無料入場したため、今回のコンサートで、約80万元(日本円で1千万円以上)の損失を出したという。

(大紀元記者・楊逸帆)


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