THE EPOCH TIMES

中国共産党政権の甘い罠

2006年01月22日 15時31分

 【大紀元日本1月22日】日本駐上海領事館の男性館員が、女性問題で中共関係者から脅迫を受け、日本の外交機密情報の提供を強要されたが、国を裏切ることができないと遺書を残し、2004年5月領事館で自殺した。実際には中共政権は外国人から重要情報を得るために、色気作戦を慣用する一説がある。まず美人をターゲットに接近させ、肉体関係を持ち、愛人にまで発展すると、決まって事実が発覚し、女性問題や買春疑惑などの因縁を付け、ターゲットが脅迫され、結局中共の思い通りに情報提供に応じる。日本人男性館員も被害者の1人である可能性が高い。それだけではない、国内外の民主活動家を迫害するにも、国内外社会の批判を避けるために、同じ手法を悪用し、買春や女性問題などで逮捕勾留し、政治目的を果たしてきた。

 1964年、駐中国フランス公館の外交官ベルナール・ブルシコ(Bernard Boursicot)氏は、女装の京劇役者・時佩孚と交際を始まり、後に時佩孚「女史」は自分が妊娠したと言い出し、中共政権が用意した青い目の混血児が「生まれた」。その後時佩孚「女史」を経由し、フランスの極秘国家情報が中共政権に漏洩した。

 帰国後ブルシコ氏が中国にいる「家族」のことを忘れることができず、文化大革命の期間中、「愛人」が自分たちの安全を保証するためと称し、さらなる極秘情報の提供を要求し続けた。1982年ブルシコ氏の「家族」はフランスの居住権を獲得し、パリに渡航した。しかしまもなくこのカップルがフランス政府に逮捕され、刑務所で数十年愛し続けた時佩孚「女史」は実は男であると知ったブルシコ氏は、ショックのあまりに、喉を切り自殺を図った(早期発見したため、命は助かった)。

 米国人イーサン・ガットマン(Ethan Gutmann)は去年、中国における長年のビジネス経験などを著書『新中国を失う』(Losing The New China)に纏めた。その中で中共政権の新華社通信2002年7月の報道を引用し、北京市三里屯地区のクラブ街で、クラブのオーナーや、用心棒と売春婦を中心に共産党支部を成立したことを挙げ、今では共産党は資産家や、性産業の従事者などを党のメンバーに吸収し、彼らの「活躍」で商業と政治的な便宜を図ろうとしていると見解を示した。

 ロサンゼルスに在住する華僑界の有名人、駐ロサンゼルス中国総領事館と緊密な関係を保つ陳文英氏は、去年4月9日米国政府に二重スパイとして逮捕された。彼女はFBIに中国の情報を提供すると同時に、米国の機密情報を中国に流し続けたとされ、陳氏の愛人、米国前情報部員ジェームス・スミス氏(James Smith)も彼女の情報収集活動を補助したとして、逮捕された。法廷資料によると、FBIの元関係者ウィリアム・クリーブランドJr(William Cleveland Jr)も彼女の活動に関与しているという。

 去年豪州で亡命申請した中共の元警察官僚・カク鳳軍氏が、このほど台湾で講演会を開き、中共政権が色気作戦で台湾ビジネスマンを罠に陥れ、情報収集に協力させるマニュアルを暴露した。それによると、秘密警察はまずターゲットに接近し、風俗商売の女性と繋ぎ合せる。その後、突然現地警察が現れ、買春の現場を押さえ、結局ターゲットは逮捕され、厳しい訊問を受けることになる。絶体絶命の時、知り合いの中共関係者が助け舟を渡し、最終的にはターゲットは救出される。その後、命の恩人はターゲットに対し、徐々に情報の収集を要求してくる。もちろん恩義に感謝するターゲットは断るはずもない。

 2003年9月26日、300人以上の日本人観光グループに、宿泊先の広東省珠海市の国際会議中心大酒店で、500人あまりの売春婦が斡旋された。後にこの集団買春事件が暴露され、中共外交部のスポークスマンは日本政府に対し、国民教育を強化するよう注文付けた。しかし内部の情報筋によると、ホテル側は日本人客を引き寄せるために、日本語を話せる売春斡旋の専門担当者を設け、周辺あたりのクラブのママさんと提携関係を構築していた。主謀者はそのホテルの最高責任者・呉新旺氏で、彼は中国国家副主席・曽慶紅氏の一族と親密な仲だという。言わば、中共政権は一旦自分たちに都合の悪いことが発生すると、責任転換先を探し出し、「民族主義」の棒で相手を殴り続ける。

女性問題を理由に民主活動家を迫害する

関連キーワード
LINE NEWSに『中国の今を伝える 大紀元時報』を登録する方法
^