中共軍部の医者、秘密収容所の存在などの裏幕を証言

2006/04/01 11:00
 【大紀元日本3月31日】編集者註:瀋陽市軍部のある年配の軍医が新たに蘇家屯の臓器摘出・売買する秘密収容所の存在について証言した。これで3人目の証言者となる。以下はこの老軍医の証言である。

 私は瀋陽軍区総後勤部に在籍する年配の軍医である。身の安全のため、現時点では身元を明かさないことにする。海外で伝わっている、法輪功学習者の臓器を摘出・売買する蘇家屯秘密収容所とその関連病院(遼寧省血栓中西医結合医院)に関する情報は事実だが、私が知る限り実際の情況とは多少ズレがある。秘密収容所の存在や、法輪功学習者からの臓器摘出、死体または生きている人を焼却処分することなどは、全部事実だ。私が知る限り、2005年初めには、蘇家屯秘密収容所に1万人以上の法輪功学習者が監禁されていた。今でも600-750人が収容され、多くはすでにほかの収容所に移転した(関連病院の元スタッフの証言では、2001年ごろに約6000人が収監されていた。現在では約2000人いる)。

 中共政権による死体をめぐる裏商売

 中共政権の内部関連規定では、「省級以上の地方政府は、所轄する軍部の監視と管理の下で、重犯罪者の『身体を再利用する』専門機関を設立できる」と定めている。1962年に中共中央軍事委員会がこの関連規定を制定し、今日まで実行されてきた。規定によると、死刑囚および重犯罪者は、国家と社会主義の発展の情況に応じて、相応の「革命化処理」にすることができる。文化大革命の時期に行われた最も極端な「革命化処理」は彼らの遺体を食用に用いることだった。また、次に極端な例として、彼らを奴隷のようにこき使い、生産高を上げることだった。

 1984年、新たな規定が制定された。重犯罪者の臓器摘出が合法化されたのだ。地方政府の警察と司法機関は、生きたまま、あるいは銃殺した重犯罪者から臓器を摘出し、臓器を摘出し、死体を焼却処分したりした。

 1992年以降になると、この慣例は完全に公開化された。臓器関連のビジネスが発展し、人体がより高い利益を生む商品となった。現在、中国国内の多くの火葬場では、到着した死体を焼かずに、別の闇ルートへ横流しする。死刑囚の遺族には、遺骨として動物または火葬場が回収した別の人の灰が渡される。多くの骨の灰は古代の中国人、または第二次世界大戦中の死者のものだ。本物の死体は高値で売買され、様々なルートで政府の工場に移送され、加工後は、工業原材料に変身する。中国国内の大型火葬場のほとんどはこのような裏商売をしている。

 蘇家屯秘密収容所は全国36ヶ所にある秘密収容所の1つに過ぎない

 中共政権は法輪功学習者を「階級の敵」と断定し、彼らが厳しく鎮圧する対象であり、重犯罪者であると宣伝した。海外で暴露されている法輪功学習者の臓器を摘出・売買する蘇家屯秘密収容所は、全国36ヶ所に上る秘密収容所の1つに過ぎない。現在、法輪功学習者を監禁するのは主に刑務所、強制労働所、看守所で、特別の需要が生じたときだけ、大規模に移動させる。東北部の黒龍江省や、吉林省、遼寧省は主要な監禁地区であり、監禁されている人数が5番目に多い遼寧省の九台地区だけでも、約1万4千人の法輪功学習者が監禁されている。

 私が目を通した内部資料によれば、法輪功学習者を監禁する最大の秘密収容所は吉林省にある。略称は672-Sで、正式名称はなく、住所も分からない。全国各地の法輪功学習者や、重犯罪者、政治犯など12万人以上を収監している。

 蘇家屯秘密収容所には、2005年初めには、1万人以上が監禁されていた。現在でも約600-750人がいる。多くはすでに別の収容所に移送された。

 現在、蘇家屯秘密収容所を調査しても、証拠は全部隠滅されている

 5000人を移動するには、密閉された貨物列車を使えば、1日で十分だ。私は天津から吉林への貨物列車による移動を目撃したことがある。そのときには7000人以上が乗っており、全員が吊る竿に手錠で固定され、まるで鶏のようだった。その時は、武装警察が配備されていた。

 恐らく、蘇家屯秘密収容所の証拠は既に全部処分されただろう。数千人を移動させるのは、極めて簡単なことだ。

 忘れてはいけないのは、中共政権トップの最新決定が出されていることだ。つまり、中共指導部は法輪功学習者を「階級の敵」と宣言し、「経済発展の需要に従い、いかなる処分を行ってもよい、報告する義務はない」と通達したのである。

 すなわち法輪功学習者は多くの重犯罪者と同様に、すでに人間として扱われない、製品の原料で、商品であるということだ。

 私が語れるのはここまでだ。

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