ブッシュ米大統領とイラクのマリキ首相の首脳会談が1日延期された。これについて当局者は、会談延期と、両首脳間の確執を示唆するメモとは関連がない、と強調している。米・イラク首脳は、29日夜にヨルダンの首都アンマンで会談する予定だった。
これより先に、米ニューヨーク・タイムズ紙が、イラクのマリキ首相を批判する内容の米政府内部メモを報じており、今回の首脳会談延期は、イラク首相が同メモに反発したため、との見方が出ている。
バートレット米大統領顧問は、ブッシュ大統領のアンマン到着後に記者団に対し「もともと社交の意味が強い会談だった」と強調。「米大統領とマリキ首相はあす午前、中身の濃い会談を行うだろう」と述べた。
ニューヨーク・タイムズ紙が報じた問題のメモは、11月8日付で、ハドリー米大統領補佐官が作成したもの。同補佐官は、同メモのなかでブッシュ大統領に対し、イラクのマリキ首相は政治的な支援を必要としており、政権の立て直しが必要になるかもしれない、と指摘している。
このメモについて、ホワイトハウスは、マリキ首相を信頼しているとしたうえで、同首相の立場を強化することを望んでいる、としている。
[アンマン 29日 ロイター]
(06/11/30 11:09)
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