携帯電話の電磁波とその防止法

2007/01/06 23:01
 【大紀元日本1月6日】現代人にとって欠かすことのできない携帯電話。しかし、その携帯電話から発生する電磁波が健康に害をもたらし、その影響は未知数であるという研究結果がある。ただ、携帯電話の使い方に少し気をつければ、この被害を軽減することができる。

頭部被害の防止にイヤホンを使用
 中国室内装飾協会室内環境観測委員会の趙玉峰教授の話によると、携帯電話の電磁波は頭部に悪影響を与えやすく、特に中枢神経の機能性障害や頭痛、不眠、脱毛、顔面部の違和感などの症状を引き起こす可能性があるという。脳腫瘍の原因として、携帯電話の電磁波が疑われたケースもある。米国メリーランド州に住む男性は、携帯電話が原因で脳腫瘍ができたと主張し、携帯電話会社を訴えた。

 ヨーロッパでの研究報告によると、長期的に携帯電話を使う人は、使わない人より脳腫瘍に罹る危険度が30%も高く、携帯電話を10年以上使っている人の脳腫瘍罹患率は、使わない人より80%高いと指摘されている。

 頭部への悪影響を軽減するには、携帯を頭から少し離して使用したほうが良く、イヤホンの使用がよいと言われている。特に呼び出している時に発生する電磁波が一番強く、受信時の3倍にもなるといわれており、イヤホンを使用しないのであれば、呼び出している時はなるべく携帯電話を頭から離れたところに置いたほうが無難である。なお、睡眠時には携帯電話を枕元に置かないようにするのも重要だ。もちろん、長時間の通話も避けた方がいいだろう。

胸の前でぶらさげるのも禁物
 携帯電話を胸の前にぶらさげる人も多いが、研究によると、携帯電話が心臓や内分泌系に一定の影響を与えることがあるという。これによって、不整脈や月経不順、電解質の失調などを引き起こすことがある。

 携帯電話からの電磁波を軽減する対策として、携帯電話の内部に鉛などの重金属を使って防護層を設置している機種もあるが、このような機種は若干重くなるために女性からは敬遠される傾向がある。軽い機種は防護機能が弱いため、体の敏感部位から離れたところに置いたほうが無難である。

腰部に携帯すると、生殖機能にも影響
 英紙「タイムズ」の報道では、ハンガリーの科学者の研究結果によると、常に携帯電話を携帯し、よく使用する男性の精子の数は、携帯電話を使用しない人と比べると3割減少するという。特に携帯電話を腰部や腹部に携帯し続ければ、精子や卵子などの生殖機能にも影響を及ぼすという。イギリスでは、ネズミに携帯電話の電波を連続5分間放射するという実験を行い、実際に遺伝子の変化を引き起こしたという。
 このことから、専門家たちは、携帯電話を腰部や腹部の近くで携帯しないよう呼びかけている。

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