印刷版   

2月24日、最新号(3月4日号)のニューヨーカー誌によると、米国防総省はイラン爆撃を計画する特別委員会を設置。写真はワシントンにある米国防総省。2005年6月撮影(2007年 ロイター/Jason Reed)

米国防総省、イラン爆撃を計画する特別委員会を設置=米誌

 ブッシュ米政権はイランと戦争を始める計画はないと主張しているが、最新号(3月4日号)のニューヨーカー誌は、ブッシュ大統領の命令を受けてから24時間以内に実施可能なイラン爆撃を計画する特別委員会が国防総省内に設置された、と報じた。

 調査報道で知られるセイモア・ハーシュ記者が、元米情報機関当局者の情報として伝えたところによると、特別委員会はここ数カ月前に統合参謀本部内に設置されたという。

 また、米空軍のアドバイザーで国防総省のコンサルタントを務める関係者によると、同委員会の目的は当初、イランの核施設破壊と体制変革にあったが、最近はイラク武装勢力への支援に関与しているとされるイラン国内の組織を特定することにシフトしたとされる。

 このコンサルタントと元情報機関当局者は共に、イランの工作員を追跡するため、米軍特殊部隊などがイラクから国境を超えイランに侵入したと述べている。

 国防総省報道官はこの報道について、「米国はイランとの戦争を計画していない。これに反する考えは単純に間違っている」と述べた。

 国防総省当局者によると、同省は世界各地で起こる可能性のある数十の紛争に対して非常事態計画を有しており、すべての計画について常時見直しを行っているという。

[ニューヨーク 24日 ロイター] 

 (07/02/26 11:38)  





■関連文章
  • イランは核開発プログラムを継続=アハマディネジャド大統領(07/02/22)
  • 米国による「イラン攻撃計画」が明らかに=英BBC(07/02/20)
  • イラン南部で爆弾が爆発、18人が死亡=国営通信(07/02/15)
  • イラン、試射したミサイルは「大規模な軍艦」を撃沈可能(07/02/09)
  • イラン最高安保委事務局長、独で西側当局者と会談へ(07/02/08)
  • イランに対する攻撃、誰も計画していない=英首相(07/02/07)
  • イラン、ウラン濃縮に向け遠心分離機328基を設置=外交筋(07/02/06)
  • 北朝鮮、イラン核開発を支援との観測を否定(07/01/29)
  • イラン、IAEA査察官38人の受け入れを拒否(07/01/23)
  • ロシア、イランに地対空ミサイルシステムを供給=国防相(07/01/17)
  • 米軍がイラク北部にあるイラン政府事務所を強制捜査、多数を拘束=テレビ(07/01/12)
  • イランと北朝鮮の金融面でのつながり、ミサイル技術拡散の恐れ=米財務省(07/01/10)
  • イスラエル軍、イランの核施設に対する爆撃を計画=英紙(07/01/09)
  • 安保理決議は無効、核開発は継続する=イラン大統領(07/01/03)
  • イラン通信:イランと中国、天然ガス田共同開発を発表(06/12/28)