全世界華人新年祝賀祭:欧米43公演終え、いよいよ日本に上陸

2007/03/06 09:11
 【大紀元日本3月6日】世界巡回公演中の「全世界華人新年祝賀祭」は3月3日、シカゴ市オーディトリアム・シアター(Auditorium Theater)で開かれ、北米地区の最終公演を行った。1月3日のカナダ・バンクーバー公演を皮切りに、欧州のパリ、ベルリンを巡り、再び北米に戻り、合わせて43公演を行い、世界ツアーのほぼ半分を消化した。出演する神韻芸術団は西洋社会を感動させ、その余韻がさめやらぬ中、東洋への旅に出発、いよいよ日本に上陸する。唐王朝最盛期の文化の神髄を再現する神韻芸術団は、遣唐使の古里・日本への帰還の旅としている。日本公演は3月10日に関西の尼崎で、同月14日に関東の大宮で初めて開催される。

 欧米社会を感動させた公演

 シカゴ市民のエディー・デューリーさんは、タイ・バンコクの出身で、レストランを経営している。「これまで観た中で最高の公演です。たいへん素晴らしい、このような舞台を観ることができて、わたしは幸せだ。この公演を永遠に忘れないでしょう。毎年でも観たい」と語った。

 舞踏専門雑誌「エクスプロアー・ダンス(Explore Dance)」2月16日号で、批評家のジェニファー・ウエスノスキー氏は「この公演で、本来は同席するようなこともない様々な階層の人々と知り合えることだ。中国人だけでなくほかのアメリカ人でも、中華文化の多様性に触れることができる。二百人以上の才気煥発の若者ら演じる中国の歌や踊りの詳しい紹介を通じて、観客は、新年祝賀祭の啓発的な、しかもきらめくような美しさを目の当たりにして静かな深い感動を覚えたようだ」。

 さらに「これが、神が伝えたとされる中華文化の復興になると感じる。とても価値があり、あまりにも貴重なものだ」。

 コロンビア大学大学院博士課程で東アジア文化を研究しているマット・クフォロウスキーさんは2月14日のニューヨーク公演を観て「中国で多くの文芸公演を観たことがあるが、このような高レベルの演出はみたことがない。とても誇らしく思えた。これは全人類の文化だ」と述べた。

 著名な詩人で、カナダ大学のシリル・ダビディーン文学教授は「カナダで歌と踊りの公演はよく観るが、通常はあまり深みがない。しかし、今回の公演で、最高の文化公演がどんなものなのかよくわかった。上演中、わたしはメモをたくさん取ったが、どれも素晴らしいものだ。演出家や振付家なども本当に優秀だと思う」と絶賛した。

 米国スタンフォード大学の古典文学講師のパトリック・ハント博士は、公演鑑賞後、「本当に完璧なほどの美しさだ」と感動の言葉を発し、「演目の伴奏音楽も矢のように直接魂の奥深いところを打ってくる。あのようなメロディーはまるで天上のものであり、わたしは感動の涙を流してしまった」と述べた。

 毎週100万部の発行数を誇るフランス最大の雑誌「フェム・アクチュエル」は2月25日、パリ公演を前に2ページにわたり新年祝賀祭を紹介、中華文化の美しく、彩り豊かな衣装や、正と邪の戦いを表した伝奇故事などについて解説した。

 また、神韻芸術団の楽団指揮者・陳汝堂氏のコメント「中国共産党が破壊した五千年の文化の神髄を復興することが本公演の使命である」を引用し、観客は新年祝賀祭を観ると強いエネルギーを感じると紹介した。

 ベルリンの女性経営者・グブイエールウェイさんは、女性ソプラノ歌手・姜敏さんの歌曲「なぜ拒絶するのか」を聞いて、涙を流した。「どうして泣いてしまったのか、わかっています。かつて自分が立てた誓いを思い出したのです。まさにこのために、この世に来たのです」と語った。

 千年の時を超え、再び日本へ

 神韻芸術団が出演する「全世界華人新年祝賀祭」は、唐王朝時代最盛期の神が文化を創造したとする大型舞踊劇「創世」で幕を開け、南宋、南北朝、清朝、現代へと歴史の各時代を俯瞰し、東北、チベット、モンゴル、タイなどの多くの民族文化の多様性を表現し、さらに唐王朝の人々の力強さを表現した舞踊「鼓韻」で感動のフィナーレを迎える。

 芸術団の広報担当・李維娜(Vina Lee)氏は、3月3日にシカゴで本紙記者に「文化大革命を経て、中国の伝統文化は破壊されてしまった。この公演を通して、本当の中華文化の神髄とは何かを体験してほしい」と話した。日本での公演は始めてとなるが、唐王朝最盛期の文化の神髄を中心に表現する神韻芸術団は、遣唐使の古里・日本へ帰還の旅としている。

 今から1376年前の西暦631年、日本は遣唐使を唐の都・長安に送り、中国史上もっとも強大であるとされる唐の政治制度や、その豊かな文化を取り入れた。西暦752年、鑑真法師が日本に渡り、揚州の大明寺を参考にして唐招提寺を建造し、仏法と建築芸術の分野で、日本に重要な影響を及ぼした。同芸術団は、唐文化の要素を取り入れ、今も唐の建築が残された日本での公演について特別な思いを感じ、公演を通して日本の観客と共感できる自信があるという。

 2007年3月10日と14日、新唐人・全世界華人新年祝賀祭は、関西(兵庫県尼崎市の)と関東(埼玉県さいたま市)で日本で初めて開かれる。民間団体としては日本最大の中華文化イベントで、中国大陸では失われてしまった中華文化の神髄を紹介する世界最大規模のイベントとして各界の関心を集め、話題を呼んでいる。

 関西公演は10日、尼崎市総合文化センターのアルカイックホールで開催、午後2時からと同6時半からの2回。入場料はS席8千円、A席6千円、B席4千円(学割はB席3千円)関東公演は14日、さいたま市の大宮ソニックシティ大ホールで開催、午後2時からと同7時からの2回。入場料はS席1万円、A席6千円、B席4千円(学割はB席3千円)。家族割引・団体割引あり。詳細は、新唐人チケットコールセンター(関西06・6967・2625;関東03・3526・3001)まで。

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