イラン最高安全保障委員会のバイディ事務局次長は4日、国連が一段の制裁措置を課さない代わりにイランはウラン濃縮活動を一時停止するという、核の「一時停止」案について、これを拒否した。
イラン国営通信が伝えた。
ある上級外交官は先月、主要国がイランに対し一時停止を提案するかどうか協議している、としていた。
国連はウラン濃縮活動の停止を求めてきたが、イランはこれを拒否。ただ、「一時停止」案は検討する意向を示していた。
バイディ次長はこの日、同案について「イラン側からみれば、これは交渉に値する案ではない」と述べた。
国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長はこれより先、イランのウラン濃縮活動と国連の制裁措置の双方を同時に完全に停止する「2重停止」案を提示したが、イランはこれを拒否している。
国連安保理は、イランがウラン濃縮活動の停止を拒否していることに対してすでに2つの制裁措置を課しているが、現在は3つ目の措置を協議している。
イランは、この問題は安保理ではなくIAEAが扱うべきだとしており、バイディ次長は安保理による一段の制裁措置について警告。「イランがIAEAに協力しているときに、安保理がこれを壊すような行動をとるべきではない」と述べた。
[テヘラン 4日 ロイター]
(07/07/05 10:02)
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