中国湖北省:当局500人強制立ち退き、住民に暴行

2007年07月11日 10時42分
 【大紀元日本7月11日】大陸電子マガジン「民生観察」※湖北省の報道によると、7月7日、中国湖北省黄石市政府当局が400~500人の警察を出動させ、同市磁湖北岸光華コミュニティ廟児咀村の住民たちに対して、強制立ち退きを行った。同じ時間帯に、現場には身元不明の大量の暴漢も現れたという。住民たちによると、現れた暴漢らは暴力団だという。立ち退きが行われた時に、張嗣盛さん、伍細榮さん夫妻が暴漢らに鋼鉄パイプでひどく殴られ、血だらけになってその場に倒れ、意識不明になった。のち、床に倒れた張さん夫妻に対して、悪党らは両手に手錠をかけ、両足は紐で縛り動けないようにしてから病院へ運んだという。

 「民生観察」によると、7月7日朝、黄石市当局は100台各種公安、消防、裁判所、城管理関係の車、パワー・ショベル搭載のトラック、大小バス、救急車および各級政府関係者の車で約400~500人を廟児咀村に7時頃に到着し、黄石港区区委書記・程良勝氏、区長・黄河氏、区政法委・張書記氏などが公安、消防、裁判所関係者、工事業者、各級政府関係者および区政府に雇われた暴力団員らを率い、張さん夫妻の住宅を目掛けて強制的取り壊し作業を行った。

 住民の張さん夫妻は自らの合法の権益を守るために、事前に何の法的書類通知もない状況下、強制立ち退きは認めないと抵抗した。区長・黄河氏は交渉を偽り、張さん夫妻と話すときに、区政府に雇われた暴漢らに鉄鋼パイプでひどく殴られ、顔中に血だらけになり、その場で倒れ意識不明になった。現場にいた数百人の公安警察、政府関係者は見てみぬ振りをするだけではなく、暴漢らをさらに指図して張さん夫妻に対して殴り続けさせたという。

 張さん夫妻は華新医院へ運ばれ緊急処置を施された。訪ねて来た張さん夫妻の親族および記者の面会は許されなかった。張さんの3人の娘は反対に、病室の中に10数時間閉じ込められ拘留された。

 「民生観察」の最新情報によると、張さん夫妻は現在黄石市第二医院へ移送され、親族の面会は依然として許されていないという。現場を訪れた湖北省民間人権活動家はすでに、湖北省公安庁からの電話を受け、同件に関わらないように
(写真・民生観察)







警告されたという。

 ※「民生観察」
 湖北省随州市東関学校の教師で、人権活動家・劉飛躍(37)氏が2005年に創設した電子マガジン。劉氏は、1996年に「中南海は中国腐敗の根源」の文章で、中国当局に15日間拘留された。1998年、中国民主党湖北省党部メンバーになった。1999年~2002年、非暴力理論を研究し、相次いで非暴力に関連する文章を発表。2003年、中国大陸において、非暴力運動を行い、民間の人権活動を多く従事している。2005年学校側から僻地への人事異動を言い渡され、劉氏はそれに抵抗し、実質上停職状態になった。劉氏はそれ以降も民間のための人権活動を続けている。

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