【世界一】世界最大の淡水湖、スペリオル湖=北米五大湖

2007年09月18日 01時00分
 【大紀元日本9月18日】北米の五大湖であるスペリオル湖、ミシガン湖、ヒューロン湖、オンタリオ湖、エリー湖は、世界最大の淡水水域で、総面積が24.5万平方キロメートル。このため「北米の地中海」と称されている。

 五大湖は、米国とカナダの国境地帯に位置し、両国で共同管理しているが、ミシガン湖だけは米国が単独で所有している。五大湖の中でもスペリオル湖が最も大きく、湖面の総面積は8.2万平方キロメートルで世界最大。台湾二つ分がすっぽりと入ってまだ余る大きさだ。

 
スペリオル湖(Getty Images)

カナダ領内にあるスペリオル湖の東岸は、国定公園として指定され、湖岸の自然生態系が保護されている。公園内では、鹿、熊、リスなどの野生動物が、エゾ松、ポプラ、カラコギカエデなどの樹林の中で生息している。毎年秋になると、紅葉が詩歌のような美しさを見せる。

 スペリオル湖南岸の米国ミシガン州には、アイル・ロイヤル国定公園があり、自然の景観が保護されており、最も人気があるのが日の出の美景だ。 

 スペリオル湖はまた、海難事故が多いことでも有名だ。この湖は、五大湖の中でも最高の海抜にあって、東北部分がヒューロン湖に連接し、その連接部分が狭窄した湖湾になっているため、湖水が上から下へと落下し、流れが急である。そのため、風雨が強くなると、船舶は計り知れないリスクに晒されることになるからだ。

 
スペリオル湖(Getty Images)

スペリオル湖はこのように大きくすばらしく、まるで神が造った芸術品のようであるが、今日人が為した環境破壊は、看過できないものになってきた。スペリオル湖は、もともと水温の低い湖であるが、ここ近年の地球規模の温室効果により、水温が上昇し、湖水が断えず蒸発し続けている。もしこの趨勢が止まらなければ、スペリオル湖の湖面は低下し続け、ついには、湖畔の美景は二度と見られなくなるだろう。地球の温暖化が少しずつ大自然を蝕んでいる昨今、少し立ち止まって反省し、現有の自然生態をどうしたら保護できるか、考えてみるべきだ。

(翻訳・太源)

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